みなさんこんにちは!
日々の勤労に励んでいるOLモンゴルナイフです。
昔から旅行が好だったので、時間ができたらよく女友達とふたり旅にでかけたりしていました。
美味しいものよりかわいいものを食べ歩いたり、お互いを本気でかわいく撮りあったり(地面に頭がつくまでしゃがんで友達の足が長く見えるように写真を撮った)、知らない国の民族衣装をおそろいで買ったり。
……そんな旅行をよくしていました。
しかし、昨年結婚してから貯蓄の二文字が脳裏をよぎって旅行する回数も減って、夫婦で出かけるか、会社やライター仲間と団体旅行しかしなくなっていました。それはそれで最高なのですが……
久しぶりに女友達と気軽なふたり旅したいな~~~~~~と思ったので、京都在住のライター「おかん」を誘ったところ……
ええよ~~~!!!
と返事をもらえたので、行ってきます。
おかんとは「第一回 日本おもしろ記事
彼女は、霊柩車についての記事で賞を獲ったからなのか、喪服で出席していて、当時ただのOLだった私はその姿に一目惚れ。京都の家を訪ねたりして今に至ります。
おかんはジモコロでもおもしろい記事を書いているので、読んでみてくださいね!
旅の行き先は和歌山県にある南紀白浜にしました。
白浜には、海鮮や温泉やパンダ、柑橘に梅干しに梅酒と仕事に疲れたおなごの心くすぐるポイントがひしめき合っていると巷の噂で聞いたからです。
東京からは飛行機で1時間と15分くらい。
今回は車をレンタルして白浜を回ります!
ペーパードライバーテクニックが火を吹く予定です!
白浜の旅その1|アドベンチャーワールド
パンダに会いたい!
今回白浜に来た目的の一つ「パンダとの遭遇」を果たすべく、動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパーク『アドベンチャーワールド』にやってきました。
ここアドベンチャーワールドにはパンダが6頭もいるそうな。パンダに会うことは善なので急ぎましょう!
※4月後半に撮影をしたのでエントランスの看板は、現在変更になっています
入場してすぐ目に入るお土産屋さんに来たけど、パンダグッズが溢れ返っている!
これは、買うしかないな……
パンダの耳~~~~~~!
「おかんも買おう~~~~」
「かわいいけど、うちらもうアラサーだから、やや照れがあるわ」
「何歳になってもこういうアクセサリー装備的なことを楽しんでいこうよ、ほら! ほら!」
「あ……あ……」
「わ~~~~~~~~い!」
これでドレスコードは万端!パンダに会いに行きましょう。
……と思ったら、パンダに会うまでの道すがらにも、たくさんのパンダがいます。
パンダ肉まんに
パンダ椅子
パンダのお腹のなかで両替できるマシーン。
気持ちがパンダに向かって加速できる仕様になっている!
「寄り道しすぎて全然パンダまでたどり着かない。全部かわいいわ~」
「でもさ、いくらパンダへの思いをつのらせても、抽選で当たらないと見られないとか、行列で豆粒みたいに小さいパンダをみることになるんでしょ?」
「いや、パンダが売りって感じだから、もっとスムーズに見れるんじゃない?」
「待って、期待させないで! 会えなかったときにの悲しみに耐えられないから……もし会えなかったら……会え……え!」
あ……っあ……っ
すごい自然にパンダがいた!!!!!!!!!
ど近く!!!!!
こんな開けてて近い場所でパンダに会えて拍子抜けしてしまいました。
でも本番はここからなんです。
昨年生まれたばっかりのパンダの赤ちゃん「彩浜(さいひん)」に会いに行きますぞ!
「さすがに240分くらい待つでしょ?」
「多少並ぶとは思うけど……」
「結構人だかりはあるけど、平日の午前中だから意外とスルスル進む……そして、ひょっとしてあれは!?」
!?
「うそでしょ??かわいいすぎてフィクション?????やわらかいね??????やわらかすぎない???笛を吹いている??????かわいいの大宇宙?????」
「竹で遊んでいるんだね。かわいいわ~~癒やされるなあ」
一気に優しい気持ちになって、日々勤労で課せられている心の疲れが消滅しました。
もう本当に……
~PANDA LOVE~
色々ありすぎるアドベンチャーワールド
アドベンチャーワールドは動物園、水族館、遊園地が一体になったテーマパーク。パンダだけじゃないんです!
かわええ海獣に会えるコーナーもあるし
プレイゾーン(遊園地)エリアではアトラクションで遊べますぞ!(有料)
私、絶叫マシーンに乗ると気絶するくらい苦手ですけど、おだやかに家族で楽しめる乗り物がたくさんあって安心して遊べました。
遊びすぎて足腰が立たなくなっても、サファリワールドを見に行けるケニア号っていう列車タイプの乗り物で一気に動物を見に行けます。
「トラふわっふわ!!なでなでしたい~~~」
「毛並みが見えるくらい近くまでバスで見に行けるんだね」
トラとは触れ合えないけど、ふれあい広場というエリアが施設内にあって動物たちのすぐ近くにいけました。
みんな警戒心なさすぎる! 野生を取り戻せ!
とっても近くで動物を感じられました。
「おかん!見てみて!」
「珍しい動物いた!?」
「でっかい鳥の化石ぃ~~~!」
「…………」
アドベンチャーワールドで3時間くらい遊んで思ったんですけど、見どころが多すぎて朝から夜までいたほうが良い気がしました!
アドベンチャーワールド
住所|和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2399
入園料(1DAY)|大人(18歳以上) 4,500円※詳しくはこちら
休園日|不定休
営業時間|10時~17時(HP要確認)
白浜の旅その2|とれとれ市場
お次は、ここに来たら白浜でのお買い物はほぼ完遂すると噂の「とれとれ市場」にやってきました!
とれとれ系列のすごいところは、巨大な温泉施設「とれとれの湯」、お隣には「とれとれビレッジ」という宿泊施設群もやっているところらしい。
東京から来てすぐに、この周辺を車で走ると施設が広大すぎて「自分小さくなっちゃった?」と錯覚しました。
入ってすぐ巨大な水槽が見えます。ここの前でみんな写真を撮っていたので、前へ習えで写真を取りました。
新鮮な海鮮がところ狭しと並んでいました。
こんなに海鮮見せつけられたらもう我慢ができないので、海鮮丼を買って食べることにしました。
見てください!女旅にはもってこいな可憐な海鮮丼を見つけたので購入しました
「イカがバラになってるの繊細でかわいい~~~!」
かわいい海鮮丼を食べてもまだおなかが空いてる女子二人。巻きずしを追加!
「色がかわいい、この色のリップ欲しい!」
「すぐに新鮮な海鮮がおかわり購入できて最高!」
「おかん! 美食家・北大路魯山人の醤油が売っているよ!」
「魯山人先生の醤油が美味しくないわけがない」
「どれ……」
う~ん醤油味!
「二度と食レポしないで!」
「違う違う!無駄がなさすぎて醤油のお手本みたいな味だったの」
和歌山名物の柑橘類も充実していました。
このみかんアイスバー、みかんのいいところ全部受け継いでる美味しいアイスでした。
食後にぴったりすぎたので、みんなも見つけたら食べてみてくださいね!
鶴梅の梅酒が売っているのを発見しました
「梅酒で一番好きな鶴梅のコーナーだ!」
「ボトルかわいい……。どれが一番好きなの?」
「鶴梅の梅酒はどれも最高なのだけど、この完熟にごり梅酒が好きかな! 梅と桃のペーストが入ってるやつ。とろっとしてて美味しいの」
「梅と桃、合わないわけないよね……美味しそう!」
「自分用に買っちゃお!」
とれとれ市場
住所|和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2521
定休日|不定休
営業時間|8時30分~18時30分
白浜の旅その3|白良浜
白浜と言えば行かなきゃ行けない場所がありますね!? そう……真っ白なビーチで有名な「白良浜」です!
さあ、白いビーチをご覧あれ!
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どよ~~~~~ん!
「彩度がなさすぎる」
「白良浜は、天気のいい日に来たら本当に最高なんだよ」
「なんで相撲の準備してるの?」
「キレイな砂浜なんてめったに来ないから、何したら良いのかわからなくて……」
「海入ろうよ!」
まだ冷たぁ~いっ
曇りでも白良浜キレイなのは肉眼で見ている我々は理解できるけど、読者のみなさまにいいところが伝わらないのはもったいない……
ということで、白浜の役場の方に最高の状態の白良浜のお写真をいただきました。
「ワイキキビーチ?」
「こっちが白良浜の真の姿……」
「海の透明度どうなってんの?! この色合いの宝石欲しい~~~」
「曇りは曇りで、風情があって好きだけどね」
白浜の旅その4|旅館に泊まろう
海が見える露天風呂を堪能する
「今日は一気に色々回って、なんやかんや疲れたね」
「やっぱ体力衰えてくるよな」
観光しすぎて疲れた私たちを癒やすために超オーシャンビュー温泉がある南紀白浜 浜千鳥の湯 「海舟」という旅館を予約しました!
ちなみにレンタカー屋さんに「どこに泊まるんですか?」と聞かれた時、「海舟です」と答えたら「最高にええ宿やないですか……」と羨ましがられました。
チェックインを済ませてさっそく温泉に浸かりたいと思います。
これから向かうのは「浜千鳥の湯」という混浴露天温泉です。
もう海の匂いと温泉の匂いがする……!
温泉の眼の前に海!!
そしてついに浜千鳥の湯へ……
露天風呂がインフィニティしてる!?
お風呂に入る前にかけ湯をして入れば………
※混浴露天風呂へは「湯浴み着」の着用必須になっています。
※通常は写真撮影禁止です。許可を得て撮影しています。
最高すぎか!!!!!
温泉が流れる音と海の音しかしなくて、日常を完全に遮断する穏やかさがあります。
あと、温泉の写真なのでセクシーショットすぎちゃう!?と懸念したんですけど、熟練のアカスリ師みたいですね。
「こんな心穏やかになる場所が存在するんだね」
「生きていて良かったすぎ案件やな、今日も忙しく過ごしたけどそういうの忘れていくな」
「わかるぅ~疲れが滅されていく……」
「潮騒を聞きながら温泉にゆっくり浸れるなんて、仕事のこととか忘れちゃうね。これが取材だってことも忘れてしまおう。あ……さっき仕事のメール返したっけ? あと取引先からスラッグに通知がきてたよな……」
「全然日常を遮断できてないね」
ちなみに、取材した日は曇だったのですが、晴れている状態だと本当にインフィニティー状態だそうです。
この日宿泊したお部屋も窓からしっかり海が見えました
「やっぱり海が見えるとすごい贅沢な気分になる」
「部屋のお風呂も露天風呂になってて海が見える! 癒やしのシナジーがかけ合わせされすぎている」
「お風呂に入れすぎてしまう……1泊じゃ全部堪能しきれないかも」
旅行の醍醐味 旅館の夕食
旅館の夕食。こういうのをいただきたくて旅館に来ますよね。
「普段フライパンからそのままチャーハン食べたりしてるから、こういう小さい器で少しずつお食事をいただける機会は貴重。大切に食べよう」
器かわいいいいいいいいいいい
「自分、おビールいただいてよかですか……?」
「気の利いたやつ注文しといたよ」
「さすがおかん! 大航海時代の地図みたいなビール!」
「これは南紀白浜のクラフトビールでナギサビールって言うんだって」
「すっっっっっっごく華やかな香り!くぅぅぅぅぅぅウマイ!」
「このビールの仕込み水には、白浜の名水「南紀白浜 富田の水」を使ってるんだよ。この水は、世界遺産に登録された熊野古道の……」
「(ビールがガソリンとなり、食に詳しいおかんのエンジンがかかってしまった)」
この後、おかんと旅館の方との語り合いが続きました。
立派な紀州舟盛り。この舟は2重になっていて開くと、和歌山の名物「めはり寿司」が隠れていたりしました
「はあ、良い時間すぎる。自分は古いホテルとか安い民宿が好きやから、良い旅館って来なくてもええんちゃう?って思っとったけど、エエところはエエね……」
「本当いい時間だったし、同じ年で同じような仕事してるおかんとの旅行、とっても気楽でよかった」
「取材を兼ねた旅が多いから、こういうゆっくりした旅行久しぶりだよ。つい最近は仕事でベトナム行ってきてバタバタしてたわ」
「バリバリだ、かっこいい……」
「いや、出張が多いと交通費の建て替えでしんどいのよ。今現金1万5千円しかない」
「仕事がんばるほどに、一瞬お金なくなるよね、原稿料が入るのも数ヶ月先だし」
「昔と比べたら体力なくなったわ。旅先で朝まで飲んだりできんくなった」
「わかるぅ~~~~私も体力がなくなってきて旅行の目的がだいぶ変わってきたもん」
「どうなったの?」
「大学生の時とかは、意地でも観光名所を全部回って、名物を食べ尽くして、その様子を全部写真に撮ってたのよね。夜はお酒を爆裂に飲むから、泊まるところはどこでもいいって考えだった」
「こんないい宿予約するタイプじゃなかったんだ」
「今は、旅の目的が温泉になって、温泉に自分をつけ込みたくてしょうがない」
「旅のメインが“癒やし”になったんやね。大人の旅って感じで、それも良い……」
「おかんは仕事じゃなくて旅行に行くならどこがいいの??」
「ベトナム、キューバ……沖縄もいいな〜!どこに行っても楽しいだろうから、とにかくどっか行きたいな」
「南国でゆっくりするの良さそう、生のハイビスカス見てみたい」
「でも、おもしろかったら記事にしよう!ってなっちゃうかも」
「ライターの性(サガ)が出た! みんなそう思うらしくて、ライターの子と旅行するとネタの取り合いになるんだよな」
「みんな道端のおもしろいものを探しているもんね」
「今のライターとか編集の仕事をこれからも続けるだろうから、しばらくは旅行は仕事で行くんだろうなあ」
「私は、来年も同じ仕事しているのか正直わからないし、いつか家族が増えて気軽に友達と旅行出来なくなるかもしれない。だから、最近は毎回『これが旅行の最終回』だと思って出かけている」
「信じられない速さで生活って変わっていくよね。でもまたどっか行こう!」
「また白浜に集合して温泉につかり尽くそう」
ガールズトークをするつもりが、この後ひたすらお金とか不動産とか投資の話ばっかりしてしまったのであった……。
南紀白浜 浜千鳥の湯 「海舟」
住所|和歌山県西牟婁郡白浜町1698-1
白浜は最高でした
温泉、可愛い動物、美味しい海鮮、柑橘……梅とお疲れOLを癒やすものがたくさんあり、最高の女旅ができました。
今度は真夏に来てビーチを楽しみたいなと考えたりしました。
帰り際「仕事で疲れることがあったら、梅干しを食べてクエン酸で元気を出そうよ~~~~~」と健康番組みたいなことを考えて梅干し屋さんに寄って自分用に梅干しを購入しました。
私たちと同じように、このお店に梅干しを買いに来店したとあるスターの写真とともにお別れしましょう!
福梅本舗
住所|和歌山県西牟婁郡白浜町堅田2497-36
定休日|年中無休
営業時間|9時~17時