ジモコロ編集長・徳谷柿次郎の補足
僕は元々音楽ライターになりたくて上京したんですが、それこそ「才能」がなくて折り合いをつけた人間の一人です。それでも音楽は大好きで、新しいアーティストとの出会いを求めていました。そんな矢先、知り合いがシェアしていた「ぼくのりりっくのぼうよみ」の楽曲を聴いたのがすべての始まりで。ガツンとやられました。
「うわー!才能の塊だー! 声もメロディーも良くて、一発でグッドミュージックだと分かるやつだー!」と感動を覚えて衝動的にツイートしたんです。こんな陳腐な表現しか出てこないので夢を諦めて正解ですね。
するとオモコロファンだという本人からリプライはくるし、7年前に一度だけ会ったことのあるプロモーション担当の人からも連絡がくるし、「おいおい、この流れ、どうなってんの!?」 って一瞬動揺したんですが、これも何かの縁だと思い「才能をテーマに記事を作りたいので取材させてください」とダメ元で依頼をしました。いやー、動けば実現するもんですね。
「CINRA.NET」「音楽ナタリー」「リアルサウンド」のインタビューは先に公開されていましたが、ジモコロ×カメントツの組み合わせならではの取材記事として楽しんでいただければ幸いです。才能云々に関しては、Twitter上の反応でも察するものがあるかと思います! みんな1stアルバム「hollow world」を買おう!
ぼくのりりっくのぼうよみ聞いてる。言葉の選び方と並べ方にセンスがある人だなあ。あともちろん声も。意図的に固有名詞を排してるんだろうけど、固有名詞使わなくてもいいし、政治性もいらないから、その視点でテロとかISとか小難しいことテーマの歌も聞きたいなあと思った。
— 古市憲寿 (@poe1985) 2015, 12月 19
「ぼくのりりっくのぼうよみ」妙に染みる。かなりヘビロテ。すごい才能だと思う
— 藤田たくみ:お耳の恋人 (@takumifujita) 2015, 12月 23
ぼくのりりっくのぼうよみ、は天才だと前にも呟いたし、それは変わらない事実だけど…トレーラー聴いたら今の時代だからうける感触と哀愁が漂ってる。この素晴らしい才能が時代の波に消えてしまわないようにファンのみなさんはずっと応援していって欲しいなって気持ちになった
— Casper / イラスト配布中25まで (@COMESCOMET) 2015, 12月 18
若干17歳。才能の塊という噂を耳にして、“ぼくのりりっくのぼうよみ”を聴いてみた。すごいすね、声もいいし、叙情派リリック。MVは、挑戦的だなーと思ってたら、知ってる人が酔っ払い役で出演してて爆笑した。... https://t.co/z870N2kysl
— 竹中 直己 (@take1860) 2015, 12月 13
聴いた人に“語らせる何か”があるんでしょうね。まずは「sub/objective」のミュージックビデオで聴いてみてください。
ぼくのりりっくのぼうよみ 1stアルバム「hollow world」発売中!
漫画描いた人:カメントツ
仮面を被った漫画家ライターゆえにカメントツ。オモコロでもマンガを描いているという噂がある。仮面凸ポータルから呼ばれればどんなときも予定があいてれば駆け付けるぞ。Twitterアカウント→@computerozi
編集した人:徳谷 柿次郎
ジモコロ編集長。大阪出身の33歳。バーグハンバーグバーグではメディア事業部長という役職でお茶汲みをしている。趣味は「日本語ラップ」「漫画」「プロレス」「コーヒー」「登山」など。顎関節症、胃弱、痔持ちと食のシルクロードが地獄に陥っている。 Twitter:@kakijiro / Facebook:kakijiro916