よいしょ、よいしょ……準備をしながらこんにちは。ライターの友光だんごです。
え、何の準備をしてるのかって? なんと、ジモコロの写真展が開催されるんですよ!
写真展の名前は「ジモト」。
ジモコロとフリーペーパー「鶴と亀」のコラボ展なんです。
「鶴と亀」は、長野県飯山市に住む小林直博くんが兄とともに制作する“じいちゃんばあちゃん×ヒップホップ”がテーマのフリーペーパー。
2013年8月に創刊し、現在までに5号が発行されています。
その魅力はなんといっても、“田舎だからこそ”の格好よさを放つ、じいちゃんばあちゃんたちの写真! 撮影しているのは編集者兼カメラマンである小林くんです。
ジモコロでは前後編にわたって小林くんのインタビューを掲載しています。
9/18には、これまでの集大成となる写真集『鶴と亀 禄』も発売されています。
そして小林くんは、ジモコロでもカメラマンとして活躍中。
この「ヨガきこり」をはじめ、数々の強烈なおじさんたちを写真に納めてくれています。
ジモコロ、そして「鶴と亀」に共通するのは「人」と「地元」。その2つをテーマに、今回、小林くんの写真を集めた展覧会が開催されることになったのです。
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●イベント情報
どこでも地元メディア『ジモコロ』 × フリーペーパー『鶴と亀』写真展「ジモト」
2017年9月28日(木)~10月4日(水)
時間:午前10時~午後6時 (入場無料)※日曜休館、最終日は午後3時まで
会場:アイデムフォトギャラリー「シリウス」(東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅徒歩2分)
準備の現場に潜入!
写真展の開始前日、会場では準備の真っ最中!
編集長の柿次郎はコナンくんのポーズで写真の順番を考えているようです。
専門の業者さんも入って、着々と準備が進んでいきます!
会場はアイデムフォトギャラリー「シリウス」
会場となるのは、ジモコロのスポンサーである「アイデム」のフォトギャラリー「シリウス」。
2001年にオープンした由緒正しいギャラリーです。照明から何から本格的! 写真の良さを何倍にもUPしてくれていますね。
場所は「新宿御苑駅」から徒歩2分。そしてなにより入場無料!
新宿の買い物のついでにフラッと来ちゃうのもありですね。
展示の見所は……
展示されるのは、「鶴と亀」、そしてジモコロの記事からより抜いた写真、計49点!
見所としては、なんといっても「写真の迫力」です。
こんな写真が、「A0」( 84 × 118 cm ) というどでかいサイズで展示されるんです。
入れ歯や耳毛は実物よりはるかに大きいサイズに。生で見ると本当に圧巻ですよ。
ジモコロの写真も大きくなって、ディスプレイ上とはまた違った見え方に。フリーペーパーを作った時と同じく、「モノ」としての良さを感じます。
ぜひ会場で体験してみてほしいです!
トークイベントも9/30(土)に開催!
そして、小林くんとジモコロ編集長の柿次郎によるトークイベントも開催されます!
日時は2017年9/30(土)14時~15時。
撮影の裏話、地元で出会った魅力的な「人」のこと、「ジモコロ」「鶴と亀」それぞれのメディアのこだわり……などなど、ふだんから仲の良い二人がトークを繰り広げます。
定員は50人程度を予定していますが、立ち見も大歓迎!
ちなみに、9/30は12時ごろから小林くんが在廊します!
普段は奥信濃が拠点の小林くんに会える、貴重なチャンス。写真集へサインをしてくれるかも⁉︎ 小林ファン集まれ〜!!
写真集の販売も
そしてそして、発売されたばかりの写真集『鶴と亀 禄』も会場で販売されます!
・じいちゃんばあちゃんたちの伝説エピソードをポテチ光秀さんが漫画化
・奥信濃を飛び出し、秋田&沖縄でじいちゃんばあちゃんを撮影
・ラッパーの田我流さん、Yogee New Wavesの角舘健悟さん、女優の「のん」さんという3人の「じいちゃんばあちゃんっ子」な有名人との対談
などなど特別企画も満載。すごいボリュームと熱量の詰まった1冊なんです。
この『鶴と亀 禄』、発売から数ヶ月間は一般の書店には流通しない「直販兄弟」という一風変わった売り方をしています。
☆「直販兄弟」について、詳しくはこちらの記事を↓
つまり、どこでも手に入る写真集ではないということ。気になった方は会場で購入するのがオススメですよ!
ちなみに、こんなグッズもアイデムさんが用意してくれたので、インスタ映え?する写真も撮れちゃいます(会場内は写真撮影OK)。
最後に小林くんと柿次郎から、写真展に寄せたメッセージを。
ぼくの中で「ジモコロ」と「鶴と亀」の撮影は似ていると思うところがあって、それは『意外と身近なところに面白いものがある』ってところです。
普段生活していて、ふとした時に浮かぶ疑問や気になること、面倒で放り投げてしまう煩わしさの中にだって『面白いなあ』と思わされることがあるなと。「ジモコロ」の取材も「鶴と亀」の撮影も、いつもそんな感じでした。そんなことを皆さんと共有できたらと思っております。
編集者兼フォトグラファー 小林直博
「鶴と亀」、「ジモコロ」ともに写真展は初の試み。ローカルで暮らす爺ちゃん婆ちゃんのリアルな姿、都会育ちの人間が全国を飛び回って取材してきたゆるい軌跡を並べています。
綺麗事で現実を包み隠さず、ウェブと紙の価値観が混然一体となっている世界を楽しんでください。
その後、紙の『鶴と亀』とウェブの『ジモコロ』を読んでもらえると新しい発見があるかもしれません。
「ジモコロ」編集長 徳谷柿次郎
ウェブとはまた違った形でジモコロの世界観を感じられる貴重な機会です。
皆さん、ぜひぜひ会場へお越しくださいー!!!
※イベント詳細はこちら
https://www.aidem.co.jp/company/topics/942_d.html
書いた人:友光だんご
編集者/ライター。1989年岡山生まれ。Huuuu所属。犬とビールを見ると駆けだす。Facebook:友光 哲 / Twitter:@inutekina / 個人ブログ:友光だんご日記 / Mail: dango(a)huuuu.jp