この記事はSmartNews ATLAS Program 2との連動企画です
最近「子どもの貧困」というキーワードを目にする機会が増えていませんか?
日本では、「6人に1人の子どもが貧困 ※1」と言われていて、一人親に絞ると半分以上が貧困だというデータも出ています。実は子どもの貧困先進国である日本…。しかも、どんどん見えづらくなっていて、社会が把握するのも困難な事態に陥りつつあります。
※1 出典:厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査
そこで今回、貧困問題の巨人と言われている法政大学教授・社会活動家の湯浅誠さん、さらに孤立した子どもたちへの支援に取り組むNPO団体「PIECES」の小澤いぶきさんに話を聞いてきました。
難しい問題であるが故に「なかなか文字では伝わらない」ため、ジモコロは社会問題の実態を伝えるマンガを制作! "子どもが平等に夢見れる社会を残す"ことを目指してPIECESに1000万円分の広告枠を提供している「SmartNews ATLAS Program 2」と連携して、より多くの人に正しい知識が届くと嬉しいです。
※登場人物紹介
そもそも「子どもの貧困」ってなんなの?
出典:厚生労働省「平成25年国民生活基礎調査
現場に取り組むNPO団体の話を聞こう
最後に -この企画に込めた想い-
スマートニュースの望月です。
「子どもの貧困」についてのニュースを見ることがとても増えてきました。ただ、「日本の子どもの6人に1人が貧困」と言われても、一人一人の子どもたちがどのような状況にいて、どんな気持ちで暮らしているかを具体的に想像するのは難しいかもしれません。
でも「家庭での孤立」「学校での孤立」「地域での孤立」そうした視点に立ってみれば、誰しもが子ども時代に味わったあの苦い感覚を思い出すことができるのではないでしょうか。
いじめや虐待という確固たる状態に発展していなくても、その一歩手前で孤立している子どもたちがたくさんいます。自分自身が直接体験していなくても、自分のすぐそばにきっといたはずです。
そうした子どもたちが「孤立」に閉じ込められた状態から抜け出すために、少しでも多くの「溜め」を回複していくために、小澤いぶきさんやPIECESは日々の活動を展開しています。
今回、スマートニュースが支援しているPIECESのことをより多くの人に伝えるために、ジモコロの柿次郎さんが共感して力になってくれました。マキゾウさんが素敵なマンガを書いてくれました。湯浅誠さんが知恵を授けてくれました。
最前線のNPOだけでなく、メディアや企業が力を合わせて後方支援をすることで、子どもたちのための支援が少しずつ増えていったらいいなと思っています。
PIECESのことをもっと知りたい人は、同じくSmartNews ATLAS Programに参画してくれたgreenz.jpによるこちらの記事も合わせてどうぞ!
また、PIECESの活動に興味を持った日本中のローカルの方々、ぜひこちらからご連絡をお待ちしています。PIECESが東京を中心に行っている活動をぜひ全国に広めましょう。
徳谷 柿次郎
株式会社Huuuu代表取締役。ジモコロ編集長として全国47都道府県を取材したり、ローカル領域で編集してます。趣味→ヒップホップ / 温泉 / カレー / コーヒー / 民俗学など Twitter:@kakijiro / Facebook:kakijiro916 Mail: kakijiro(a)gmail.com
望月 優大
慶應義塾大学法学部政治学科、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。経済産業省、Googleなどを経て、現在はスマートニュースでNPO支援プログラム「SmartNews ATLAS Program」などを担当。関心領域は社会問題、社会政策、政治文化、民主主義など。趣味はカレー、ヒップホップ、山登り。1985年埼玉県生まれ。Twitter @hirokim21 Facebook hiroki.mochizuki
マキゾウ
鼻ミゾにちょっとしたこだわりをもって、イラストやマンガを描いています。絵を描く以外はたいていご飯とお金のことを考えています。早起きと脂身と臭い肉が苦手です。Twitter:@makizou_11