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Channel: イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
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【まとめ】2016年のジモコロをPVランキングで振り返る

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ジモコロ編集長の柿次郎です。

2015年5月11日に誕生した「どこでも地元メディア ジモコロ」ですが、おかげさまで二度目の年末を迎えることができました。ありがとうございます。

オウンドメディアが乱立し、キュレーションメディア騒ぎが勃発。Webメディアへの風向きが変わった一年だったのではないでしょうか。

ジモコロは当初から掲げている「足を使って一次情報を取りに行く」姿勢を変えず、コツコツと「仕事」×「地元」の記事を作っていくつもりです!うおおおお!

 

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さて、2016年のジモコロは合計195本の記事を制作。公開時から数えると300本超え。数字好きの人に一応お伝えしておくと…2016年1月1日〜12月25日の計測で、累計11,020,732PV、7,313,704セッション、3,960,494UUでした。

そんな一年を振り返るべく、毎年恒例にしたいと思っているまとめ記事「2016年のジモコロランキングTOP20」をお届けします! 見逃している良い記事が絶対あるはずだから、年末年始のクソ暇な実家のこたつで見てくれー!!

さらに、ジモコロ編集部による個人的なピックアップ記事も紹介。これは一年間一緒に走り続けてきた仲間と共有し、クライアントのアイデム様に媚びる。編集長として大切な配慮を詰め込んだコーナーとなっております。

 

ジモコロランキングTOP

1位 1,542,689PV

7.3万リツイートというワケのわからない数字を記録したインテリア企画が堂々の1位!2015年に続いて2年連続ですね。ARuFaはこの記事きっかけで部屋の環境がマジで改善されたそうです。 

 

2位 404,422PV

「龍が剣に巻き付いたキーホルダー」という男なら一度は見たことのあるお土産。ARuFaがまともにインタビューしている記事を初めて読みました。

 

3位 281,988PV

物議を醸した請求書のハンコ問題。すぐにアンサー記事を制作したのですが、こっちは本記事の1/20も読まれませんでした。悲しい……。両方読むことで完成するのでぜひ!

 

4位 183,133PV

 

カメントツがみんな大好き井村屋「あずきバー」の誕生秘話に切り込みました。結果大きな反響を生んで、Yahoo!トップの話題なうに露出。めっちゃ読まれました。

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5位 179,424PV

アマゾンの先住民「ヤノマミ」、そして金を掘り続ける無法者「ガリンペイロ」とスリリングすぎるドキュメンタリー映像を作っているNHKスペシャル取材班。未開の地に住む部族「イゾラド」に接触したディレクター・国分さんにインタビューをしてきました。個人的にはベストの記事です。NHKのドキュメンタリー最高…!

 

6位 175,847PV

銘菓「博多通りもん」をネタにする。それだけを決めて福岡に乗り込んだんですが、記事制作は困難を極めました。強引さを楽しんでください。

7位 154,156PV

静岡限定のハンバーグ店「さわやか」。この記事きっかけで新たなさわやかブームが起きたような。中毒性が高すぎるため、年末に静岡まで食べに行きます!

 

8位 127,036PV

ヨッピーさん、チョーヒカルさん、ハヤカワ五味さんの3人が既存の就活文化に対してガンガン切り込んだ記事です。

 

9位 105,014PV

SKY-HI(AAA日高)に話を聞いた、エモさ全開のマンガが9位に! ぼくのりりっくのぼうよみTHEラブ人間とジモコロ音楽シリーズ3部作をお楽しみください。

 

 

10位 100,311PV

実は公開当初とタイトルが変わっているんですが、反響が大きすぎて無難なモノに変更しています。来年以降、もっと開発が進むであろう中目黒。土地の歴史を紐解いたら強烈な話が飛び交った、ジモコロらしい記事だと思います。

 

以下、11位〜20位はダイジェストでどうぞ!

 

11位


12位


13位


14位


15位

 

16位


17位


18位


19位


20位


 

ジモコロ編集長のお気に入り

手前味噌で恐縮ですが、2016年のジモコロを象徴する記事は熊本震災支援イベントでした。ジモコロフリーマガジンを作った経験も大きかったんですが、共通して言えるのは「Web」↔「リアル」の連動。

今年は天災も目立った一年で、小さなWebメディアでも情報発信の手助けができる。誰かの背中をポンッと押せるような企画は、今後も積極的に取り組んでいきたいなと思える体験でした。

 

続いてこちら。インターン神田くんの記事ですが、宿に通って店舗側と関係を築く→本人がアポを取る→取材から執筆まで任せました。今年は教育もテーマに掲げていたため、ちゃんと結果が出て安心したというか。良いネタもあえて手放して、誰かに渡す。編集長という業務の奥底に触れたような感覚があったので印象深いです。

 

「こんな形式の記事が許されていいの?」と突っ込まれんばかりの特殊な企画。京都の旅情感を前半で伝えつつ、トークイベントのレポートに繋げる。前後半にしてもおかしくないようなボリュームですが、このあえて感をエイヤッ!とインターネットの大海原に放り込めたのが個人的に気持ちよかった〜〜。

 

まとめて3本! 「たたら製鉄」「岸和田だんじり祭り」「御柱祭」「ねぷた祭り」と…取材も執筆も超ハードな歴史&お祭り系の記事です。主要ライターの根岸、ギャラクシー、柿次郎の3人がそれぞれ1本ずつ取り組んだわけですが、Webサイズの記事に情報を落とし込むことの大変さを痛感しました。

「そりゃ、みんな気軽に手出さんわ」と振り返りつつも、脳に汗をかくような記事こそ、Web上にアーカイヴを残すべきだと思います。来年以降もきっと役に立つ!長い視点の記事! 見逃してたらぜひ読んでください。

 

ギャラクシー(副編集長)のお気に入り

延々アマゾンに関する本を読み込んで、付箋を貼りまくり、番組のDVDを見てという準備に時間をかけた取材。資料に触れることで「違う立場での道徳観」が自分の中で問いとなった。クリエイターとしての先人であるお二人からの解答は「わからないから向き合って撮る、そしてみんなで考え続ける」という言葉で、めちゃめちゃ沁みた。

 

何の準備もせずにブラブラ歩きながら、という気軽な取材だったが、偶然にしては濃すぎる人たちばかりに出会えて楽しかった。かっこよさのかけらもないダサい町だけど、取材しながら、地元ってやっぱり良いな!と思った。

 

本当の「地元記事」ってこういう、スマートじゃないものだと思う。そんな粗い素材を金原さん独特の包容力で温かみのある記事に仕上げていて、読んでて幸せな気持ちになった。

 

名もない人々のありのままの姿が、それだけでおもしろい……こういう店を取り上げるのってすごく意義があると思う。ただ、勝手にあの量出されたら食べきれないと思う。

 

根岸達朗(フリーライター)のお気に入り

哲学への親しみを感じる、知的おもしろ記事でした。「結局どこに住んでも同じ」という土屋先生の言葉がしばらくグルグル。隠れた哲学おじさんはローカル界隈に多そうな気がします。

 

敬愛する発酵デザイナー・小倉ヒラクさんちで過ごした楽しい夏休みの思い出。今年は「発酵」に出会って、人生観が大きく変わったなあ。発酵食品、意外と簡単につくれるので、みなさんもぜひおうちで試してみてくださいな。

 

伊志嶺彩(アイデム 東日本事業本部)のお気に入り

“ジモコロ=地元情報を発信するメディア”というイメージが強いかもしれませんが、もう1つのテーマである「仕事」についての記事もオススメです。

初めて読んだ時「わかりやすく伝えることのお手本のような記事だな」と思ったのがこちら。養豚場の仕組みや仕事内容、ほしい人材、普段食べている豚肉の知識まで、読み進めながら「知らなかった、へえ〜、へえ〜」の連続でとても興味がわきました。途中の豚の写真や最後のまとめのイラストもかわいいんですよ。

 

まず、写真を見てそばが食べたくなると思います。美味しそう! SNSやブログで積極的に情報発信をしているそば職人さんの人柄も魅力的で、長野に行ったら絶対「かんだた」さんに行ってみようと思いました。

ライター・ナカノさんの長野シリーズ(この他に喫茶店の記事もあり)は個人的にすごく好きなので、今後もこういった距離感の近いインタビュー記事をジモコロで書いてもらいたいですね。

 

ジモコロスタート当初から続けてもらっているバーグハンバーグバーグ・シモダさんの連載。直近で第30回に到達しました。

読者からの悩み相談に対して真面目な回答が続き「ホントにためになるな〜」と思っていると、突然トリッキーになったりするので(笑)、いろんな意味で未だに記事のチェックにドキドキします。第27回の名刺の話とどちらを選ぶか迷ったのですが、この機会に過去の記事までさかのぼって読んでみてください!

 

中村 明大(アイデム東日本事業本部 取締役本部長 )のお気に入り

働くために努力して、自分自身の仕事にしてしまう正にプロ!「この仕事は私にしかできないって思うようにしている。自分には負けたくないから」このコメントに心打たれカンドーしました。自分にしかできない仕事って、極めた人しか出てこない言葉ですね。

 

及川貴雄(ddd inc)のお気に入り

宮城県人として、ひとりの人間として、いろんな震災関連の記事を見ますが、こんな記事は見たことない。見たことのない距離感の記事。あれだけのことがあるとどうしても当事者と部外者の中に強い境界ができて、自分ごとだと共感できるとか言いますけど、
起きた出来事が大きければ大きいほど、自分ごとすることすらはばかる心理がありますよね。


この記事はたぶん「半分自分」の距離感から書かれていて、その距離感からの描写が、とても独特な伝える力を得たんじゃないかと感じました。とてもジモコロっぽいと、私は思いました。

 

何が好きって、「あずきバーって硬くない?」っていう、みんな思いつつ、言葉にはできず、まあそういうもんかと思って、別に年に何回も食べるもんじゃないし、つーか何年前に食べたかも忘れたわってくらいになってるはずなのに、「いや、ぜったいそう思ってるはず!」と掘り当て、スポットライトを当てたこの嗅覚のスゴさ。

実際、Yahoo!ホットワード入り!でしたよね?それだけ多くの人が、実はそう思っていたと。まさに神業。ジーニアス。

 

これはいれないといけないですね。柿次郎編集長のコネクションとエモい同士の方々とのつながりが、ジモコロというメディアの可能性をぐぐっと広げた記事だったように思います。

年末のこういうタイミングだったので、ジモコロにとってどうだったかっていう視点で考えるとやっぱり外せないやつだなと思いました。俺は酔っ払って寝てただけですけど。

 

佐藤 歩(読売広告社)のお気に入り

これを見てさわやかを食べに静岡に行き、御殿場プレミアムアウトレットで大量に買い物しました。記事1つで人に行動を起こさせる、背中を押してあげられるのがジモコロの凄さ、良さだと思ってますが、この記事もまさにそうですね~。超絶うまかった~。

 

都道府県マスター潤さんのシリーズは最高ですね。人を笑顔にさせるくだらなさ、という領域でかなりレベルが高いのではと勝手に思ってます。おすしさん大好きです。これまで8県シリーズ化してますが、読んでない方はまとめて5分で読めるので今すぐ読んで欲しいです。2020年くらいまでに全都道府県をマスターすることを願ってます。

 

うっかり電車の中で見てしまって、笑いを堪え切れず悶絶して1個手前の駅で降りてひとしきり収まってから電車にもう一度乗りました。笑うと癌細胞が減る、みたいな話を根拠無く信じてますが、この記事はある意味社会貢献かもなー、言い過ぎかー。

 

以上です!

 

年末年始に暇を持て余し始めたら、このまとめ記事を活用してください。基本的に「いつ読んでも楽しめる」ような企画ばかりなので、知的好奇心に引っかかった記事を読んで、そこから土地や歴史の本に移って深掘りしていくのもオススメです。

 

こっちのまとめ記事も合わせてどうぞ!

 

<予告>

そして年内最後の更新は…明日29日(木)12時…

ジモコロらしいスペシャルインタビュー企画をお届けします!!

www.e-aidem.com

日本の年越しを伝えてきた61年以上続く国民的番組「ゆく年くる年」。知られざるプロフェッショナルたちの仕事論、歴史、ウラ話など、これを読めば間違いなく番組の見方が変わると思います。お楽しみに!!

  

 

書いた人:徳谷 柿次郎

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ジモコロ編集長。大阪出身。バーグハンバーグバーグではメディア事業部長という役職でお茶汲みをしている。趣味は「日本語ラップ」「漫画」「プロレス」「コーヒー」「登山」など。顎関節症、胃弱、痔持ちと食のシルクロードが地獄に陥っている。 Twitter:@kakijiro / Facebook:kakijiro916


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