シャクッ…シャクッ…ツーン……うまいっ!!!!!うま過ぎる!!!!
こんにちは、マンスーンです。突然で申し訳ないんですが、熊本県の代表的な郷土料理「からし蓮根」って美味しすぎませんか?
軽い歯ごたえの蓮根とからしのツーンと鼻に抜ける感じがおつまみとして秀逸で、根菜とからしが好きな僕にとってはまさに最高の組み合わせなんです。
でも東京に住んでいる僕は正直あまり食べる機会がないのですが、銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」で買うことができます。
蓮根にはビタミンCが豊富で疲労回復に効果があり、からしには食欲増進の作用があるので元々は殿様の健康食として出されていたとか。
健康にも良くておいしいなんて最強ですね。
あとは、からし蓮根のヴィジュアルも好きなんです。
黄色と白のコントラストや自然界の神秘って感じがする穴の配置でいつまでも見ていたくなります。僕は思うんです。もっと普段の生活にからし蓮根が寄り添っていてもいいのではないのかと。
というわけで…
からし蓮根のライトを作ります!!
何でライトなのかというと「蓮根の穴って光ったらキレイ」だと思ったからです。
とにかくからし蓮根を光らせたい
まずは素材となるカネライトフォーム(高密度の発泡スチロール)に型紙を当てて円形のパーツを切り出します。
3つの円形パーツができました。これが大きなからし蓮根になると思うと、今からよだれが垂れそうです。
さらに、その3つのパーツをスチロールカッターでこのように加工します。
だいぶ蓮根感が出てきました。
3つのパーツをくっつけて側面をカッターとヤスリで滑らかになるまで削ります。
地味に一番面倒くさい作業なんですが「僕は今、大きなからし蓮根を削っているんだなぁ」と考えるとあんまり苦ではなかったです。不思議なもんですね。
次にマスキングをしておいしそうな黄色に塗装します。
ちなみにからし蓮根の衣は小麦粉、ターメリック(ウコン)などで作られていて、あの鮮やかな黄色はターメリックの色なんですって。へ〜。
ライトスタンド部分はお値段以上ニトリで見つけた、ちょうどいいサイズのものを使います!
最後にからし蓮根をライトと合体させれば完成!
からし蓮根が光った!
横から見たらただの黄色い物体ですが上から見れば…
完全なからし蓮根!!!!
それではさっそくスイッチを入れてみましょう。
カチッ
ピカッ!!!
ぼんやりと光るからし蓮根。
からし部分からツーンと漏れる優しい明かりが心を癒してくれます。
また、ほとんどのからし蓮根は賞味期限が短いのであんまり長く見てられないのですが、これなら思う存分、息絶えるその日まで見ることができます。
からし蓮根が身近にある生活
都会のラグジュアリーな生活にも「からし蓮根ライト」はマッチします。
仕事で疲れて家に帰ってきても、まるでターメリックのような黄色い光が全てを忘れさせてくれる…。人類の歴史の中で、こんなにも心を落ち着かせてくれる根菜があっただろうか?
旧石器時代にヒトが初めて火を使ってから幾年の月日が過ぎ、ヒトはついにからし蓮根の光へと行き着いた。
これからはどんな時も、からし蓮根の光が私たちを明るく照らし続けるでしょう。
ちなみに、本体の中にはArduinoとソリッドステート・リレーと呼ばれる家庭用電源を制御できるパーツが仕組んであるので…
好きな速さで明かりを点滅させることもできます。
これならパーリーピーポーも安心です。
こんな使い方も!?
スチロール製で軽いのでスタンドから外せば帽子として被ることも。
この夏はからし蓮根でオシャレに熱中症を防ごう!
もちろん被った状態でもちゃんと光るため、夜間の待ち合わせにも役立ちます。
…。
からし蓮根は食べておいしいだけでなくライトにして光らせても最高だということがわかりました。
これからは、いつも生活の中にからし蓮根がある素晴らしい毎日を過ごしたいと思います。
それでは失礼します。
からし蓮根が好きだよ〜♪ (からし蓮根の歌 / 作詞作曲:マンスーン)
サクっとしてツンとして〜♪
…。
書いた人:マンスーン
「ハイエナズクラブ」「オモコロ」などで記事を書いています。理系大学出身をまったく生かせていない低い技術力で役に立たない電子工作をしたり、B級映画のVHSテープを収集したりしています。
Twitter:http://twitter.com/mansooon
HP:http://man-sooon.tumblr.com/
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