■はじめに
Nintendo Switchのエクササイズゲーム「フィットボクシング」を中心としたダイエットを3ヶ月ぐらいひたすらやっていたら、10kgの減量に成功しました。
えらいね。
5月下旬にとある記事に出演した際、「太っておばさんみたいになった」と読者に指摘され、性別を越えた太りのパフォーマンスを見せてしまったためにダイエットを決意したわけですが、その最中に出会ったフィットボクシングのおかげで見事大成功した、という経緯です。
ありがとう、フィットボクシング…。
ありがとう………。
いや、もう、これは直接、お礼を、言いに行きたい………!!!
「…という思いが募った瞬間、気がついたらフィットボクシングの発売元であるイマジニアさんにいた、というわけです。すみません、急に…」
「いえいえ。実は私たちも何故か導かれるままにこの時間に会議室の予約を入れていたので、スムーズにご案内することができました」
「なんという偶然…」
というわけで、私がフィットボクシングを使ってダイエットを成功できたので、発売元のイマジニアさんに直接お礼を言いに行く、という趣旨です。感謝されたのはイマジニアのコンテンツ事業本部、井上さんと曽田さん。
絵みたいな顔ですが、本当にこんな顔をしていました。
■お礼を言って色々話をしよう
「早速なんですが、これをまず言わせてください。フィットボクシングのおかげで10kg減量できました!!!!ありがとうございます!!!!!」
「お礼を言いたいのはこちらの方です!効果の凄まじさに発売元である私達も驚いてるぐらいです」
「言えた…。帰ろ」
「帰らないで。でも聞いたところによると、毎日40分しっかりやっていただいてるみたいですね」
「やり始めた頃は難易度が易しい『ダイエットモード』で30分やるだけで立てないぐらい疲れてたんですが、今はもう一番ハードな『体力強化モード』で40分やっても物足りなく感じてますね。なんなら土日とかは朝と夜にやってます」
「すごいです…」
「最近は、もはや画面を見ないでインストラクターの声だけを頼りにパンチしてます」
フィットボクシング、もはや画面見なくても出来るようになりました pic.twitter.com/QFpU3pAtlk
— Yuki Makino (@chicchi_0411) September 22, 2019
「すごすぎ」
「画面を見ないでやることで記憶力と集中力がめちゃくちゃ必要になってきますが、フィットボクシングのネクストステージに行ってる感じで楽しいですヨ」
「ここまでやってくれる人はそうそういないですね。ありがとうございます…イマジニア公式TwitterアカウントからもRTさせていただきました」
「でも、イマジニアさんといえばまずシムシティが思い浮かびまして、中1ぐらいの時に『シムシティ2000』をめちゃめちゃやってた身としてはこうしてご縁があってお邪魔できるのは嬉しいですね」
「ありがとうございます。それで言うと最近自己紹介の際に『あ〜フィットボクシングの!』と言われることが増えたんですよね」
「あらたな看板商品になっている、ということですね…。そもそもの開発の経緯っていうのはどんな感じだったんでしょうか?」
「もともとWiiで『シェイプボクシング』という今作の前身となるソフトを発売していました。当時はWiiリモコンを握って同じようにパンチしてエクササイズできたのですが、Nintendo Switchが発売されてコントローラーが小さくなったこともあり、やりやすくなるだろうと。それと、ダイエットやエクササイズのニーズは当時よりも高まっていたので、いける!と思ったんです」
「あのでっかいヌンチャクを握ってパンチしてたんですね…。ということはフィットボクシング、売上はけっこう良いほうですか?」
「発売して1年経ってないですが、全世界で40万本突破したらしいですね。エクササイズゲームのくくりではけっこう異例の数字みたいです。シェイプボクシングが80万本売れたので、そこに追いつけるように頑張ってます」
「昨今の据え置きゲーム離れが深刻化してる中、かなりすごい数字ですね!僕、パンチしてるところをInstagramのストーリーに毎日UPしてるんですが、『影響されて買いました!』と言ってくれる人もかなりいましたね…」
「やっぱり実際にやってるところや成功した人を見るとやってみたくなる意識は出てくるみたいですね。ありがたいことです…。あとは声優さんに魅力を感じて買ってくれる人も多いです」
フィットボクシングでは6人の個性豊かなインストラクターがいて、早見沙織さん、上坂すみれさん、小清水亜美さん、田中敦子さん、中村悠一さん、大塚明夫さんというかなり豪華な声優陣が声をあてています。
「そうそう、声優さんも豪華ですよね…。ここをもっと押し出した方がいいのではないでしょうか?弊社のギャラクシーという男は攻殻機動隊のファンで、草薙素子役の田中敦子さんが声をあてていることを知って目の色を変えてました」
「一応押し出してはいるんですが、もっとアピールしていく必要がありますね。でも我々が思ってた以上に声優さん目当てで購入する人が多いというデータがあります」
「このキャラ達って、声優から考えたんですか?それともキャラクターから先に作ったんですか?」
「これはキャラクターを先に作って、そこからフィーリングでオファーしていった感じですね」
「ほほ〜。だとしたらバッチリの配役ですね。もっとキャラクターを深堀りできたらいいんですが、設定資料みたいなのってあるんですか?」
「実は…ゲームには出てこない公式の資料があるんです」
「え!?」
「お見せします」
「親が警察官!分かる〜〜〜!」
「一匹オオカミだったの!?」
「設定のせすぎでは!?」
「ロシア出身かい!」
「兄弟の面倒みてそ〜〜〜〜!」
「兄貴分〜〜〜!!」
「こんな感じです」
「これ、フィットボクサーには嬉しい情報です!」
「フィットボクサー」
「今作った言葉です。フィットボクシングする人。ところで、購入者の男女比率はどんな感じなんですか?」
「やや男性の方が多いですが、他のゲームに比べると女性の比率は高いみたいです」
「なるほど。やっぱり思い立った時に誰にも見られずに運動が出来るからいいんでしょうね〜」
「そうですね。女性にとっては誰にも見られず、ノーメイクで、自宅でも出来る、というのが一番の理由かと思います」
「ですね。思い立った3分後にはパンチが打てるわけですからね」
「とにかく手軽に出来ることがモチベーションを維持できる一つの手法かと思います。毎日やると押せるスタンプや累計パンチ数に応じて衣装が増えていくのも習慣づけるきっかけになれればと思ってます」
「あとは判定が割と甘くて、ちょっと遅れてもJUST判定が出て『バシッ!』と気持ちよくパンチ音が出るのがいいのかな〜と、やってるうちに思いました。この辺って厳しくしてない理由はあるんですか?」
「判定については最後まで調整を重ねるぐらい、かなり気を遣ったところです。あんまり厳しすぎてもストレスが溜まってしまうだけなので、楽しく続けてもらうには…というところを第一に考えました」
「フックのところでアッパー打ってもタイミングさえ合えばJUSTになりますからね」
「その辺りはプレイヤーさんに委ねてます。しっかりやらないと効果は出ないので…」
■対戦しよう
「いや〜しかし、こうなってくると、対戦したくなってきますね」
「フィットボクシングのことを話してると、そうなっちゃいそうですね」
「でもそんな都合よく会議室にNintendo Switch本体とソフトなんか、あるわけないよなあ…」
「あ!?こんなところにNintendo Switchとフィットボクシングが!!なんという偶然…」
「私も驚いています。まさかこんな所にあるなんて…」
「せっかくなんで対戦しましょう!」
「わかりました。やるからには、“本気” でやらせていただきます」
「急に闘気が増した…。いや、俺は毎日やっている!余裕で勝てる!」
というわけで井上さんと対戦モードで遊んでみました。
対戦モードはガチの素手喧嘩(スデゴロ)かと思いきや、こんな感じで左右に分かれてリズムに合わせて一方が攻撃し、もう一方がガードするという平和なもの。タイミングさえ合えば勝てる…!
そして私はデイリーエクササイズで1700発以上のパンチをすべてJUST判定させることの出来る、正確無比なパンチを繰り出す”ウォー・マシン”と呼ばれる存在…。イマジニア社員であろうと、勝つ確率は99.9999999%………!!
あれ?
PLAYER1 WINNER
負けちゃった……
対戦モードを一回もやったことなかったから知らない動きもあってさ…。環境もいつもと違うしさ…。下に体力ゲージがあるなんて知らなかったからさ…。
「なるほど…」
「対戦ありがとうございました」
「ま…、今回はこれくらいにしといたらあ!!」
「どっひゃ〜〜〜〜〜〜〜!」
そんな感じで、自分がハマったものに対して、作り手に直接感謝を伝えに行くという貴重な体験をさせてもらいました。
どんなジャンルにしても「作ってくれてありがとう」という気持ちと「プレイしてくれてありがとう」という気持ちの、双方良しな関係が築けるとものづくりは一層楽しくなれる気がします。こういう絆を常に大事にしていきたいものですね!
それでは今日もデイリーエクササイズを行うので、この辺で…。
©Imagineer Co., Ltd. *Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
Fit Boxing (フィットボクシング) -Switch
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