はじめに
はじめまして、フリーランスでイラストや漫画を描いてるマキゾウと申します。ジモコロ編集長の柿次郎とは、「みんなのごはん」という媒体でグルメ漫画『胃弱メシ』で一緒に仕事をしていました。
「マキゾウの地味すぎる日常をエッセイ漫画で描いてみない?」
「え、私の地味な日常なんて誰も興味ないでしょ…」
「大丈夫! 本人はピンとこなくても、フリーランスの働き方&日常って意外と興味あるから」
というわけで、私がそもそもフリーランスになった経緯、そして実際になってみたら「孤独の戦いを甘くみていた…」という実体験を漫画にしてみました。
フリーになっての悩み
「マキゾウって会社に遊びに来たら、喋りたくてウズウズしてるもんね。まさか声帯が弱るほど人と話してないなんて…」
「もっと喋らせておくれよ」
引き篭もりの日々
「四季がないなんてかわいそう」
「これもフリーランスあるあるなんよ」
フリーになってもたらされたもの
「会社員じゃなかったら生活サイクルが崩れるのは分かるけど、部屋着はまともなの着てほしい」
「どうせ誰も見てないから」
過ぎ去りし日々
「ごめん。全然理解できない」
「この気持ちが分かる人と喋りたい」
SNSと私
「可視化されたSNS社会は、孤独なフリーランスにとっては猛毒なのか…」
「この漫画を描いてみて、自分がギリギリの精神状態だったんだなと気づいたよ」
「フリーランスの闇に触れた気がする。口直しにマキゾウの孤独なツイートを恣意的に抜粋しときます!」
「おい」
これといって何もしていないのに非常に疲れた…
— マキゾウ (@makizou_11) 2016, 2月 4
高音の耳鳴りが1週間くらい止まらないので不安なんだけど、ちっさいおっさんが耳の中で旋盤作業してると思えば少しやわらぐ。
— マキゾウ (@makizou_11) 2015, 11月 19
久しぶりに声を張ったら声を痛めた
— マキゾウ (@makizou_11) 2015, 8月 23
「お疲れ様でした」
「誰か孤独から救ってください」
漫画:マキゾウ
鼻ミゾにちょっとしたこだわりをもって、イラストやマンガを描いています。絵を描く以外はたいていご飯とお金のことを考えています。早起きと脂身と臭い肉が苦手です。Twitter:@makizou_11