Quantcast
Channel: イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1396

【Web業界】ド素人だけどエンジニアやディレクターとかの職種を一日体験した

$
0
0

【Web業界】ド素人だけどエンジニアやディレクターとかの職種を一日体験した

どうも、フリーライターのみくのしんと申します。

ジモコロでは、今まで様々な職業体験の記事を書いてきました。

 

解体作業

冷凍倉庫

洋菓子屋さん

とんかつ屋さん

等々……

そんな僕が、今回体験させていただく職業、それは…

 

Webメディア制作です!

 

今まで一日体験シリーズでは、デスクワークの仕事をやったことがありません。そして、せっかくデスクワークを体験するなら、Webライターの端くれとしてWeb関連の仕事をやってみたい!

 

というわけで―

 

求人サイト『イーアイデム』や、この『ジモコロ』を運営している、アイデムさんにやってきました!

 

株式会社 アイデム

住所|東京都新宿新宿1−4−10

公式HP|https://www.aidem.co.jp/

 

アイデムさんといえば、ジモコロの大元締めのような存在。まさかそんな大企業の仕事を体験することになるとは……! 本当にありがた……ん?

 

……待て待て待て、待てよ?

 

なんで急に、アイデムさんで職業体験なんだ? それってあまりに不自然じゃないか?

まさか……

 

はい。という訳で、一日職業体験記事は、今回で最終回になりました。

 

体験させていただいた全ての企業の皆様、そして今まで記事を読んで応援してくれたみんな!

ぁ…ありが……ッ(泣)

 

「あの……そろそろ良いですか?」

 

こちらは、今回お世話になる大槻さん。アイデム東日本事業本部・Webメディア管理グループに所属する人です。

今日は各部署を回って色んな仕事を体験する予定なので、一日中付きっきりでサポートしてくれます。

 

「最終回じゃないですよ?」

「よかったー! じゃあさっそく、今回の一日お仕事体験を始めましょう! まずはどこに行けばいいですか?」

「アイデムのWeb部門には色んな部署がありまして……どれがみくのしんさんに向いているかわからないので、一通り体験してもらおうかなと。具体的には、

・事務

・エンジニア

・アナリスト

・デバッグ

・Webディレクター

の5つですね」

「なるほど。確かに漠然とWeb系の仕事をしてみたいとは思ってましたが、具体的に何がやりたいとか、どういう仕事があるのか、なんて考えてませんでした。じゃあ……」

「じゃあ?」

「いつものお仕事体験のように、制服に着替えましょうかね」

「あ、制服ってあったほうが良いですか? Webメディア部門に限ってですが、服装は自由なんですよ。ビジネスカジュアルと言いますか、よっぽど奇抜な服装じゃなければ基本大丈夫です!」

「なるほど…… じゃあジョジョの奇妙な冒険・第五部のパンナコッタ・フーゴみたいなファッションでも大丈夫ですか?」

 

 

超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第五部 49.パンナコッタ・フーゴ(荒木飛呂彦指定カラー)

 

良いはずないでしょ。風通しが良すぎなので100点でダメです。ていうか、今のままで大丈夫です」

「フーゴの服、ちょっと着てみたかったな」

 

というわけで、今回は私服のまま、お仕事を体験します! めちゃ楽~!

 

「まずみくのしんさんには、『事務チーム』のお仕事を体験してもらいます」

「事務チーム?」

 

事務体験

事務チームとは、社会人マナーや、自分の部署がどんな仕事をしているかを学んでもらうチーム。新入社員はここで約3ヶ月下積みを積むそう。

 

「この女性は、メモリが不足してる人のPCに、メモリを増設しているところです。こういう仕事も事務チームのお仕事ですね!」

「事務と言っても、社内PCサポートの様なお仕事もあるんですね。侮れないな」

 

事務チームリーダーの川口さんに教えていただき、早速メモリの増設を手伝います。本当にぶっ壊しそうでこえー!

 

「あれ? うまく入らない?」

うわッうわッうわーッ! メモリの向きくらいはちゃんと見てー!」

「ひぇっ!ひぇっ!ひぇっ!ひぇっ~~~~!」

 

 

~数十分後~

 

 

できた……

 

「ふう、疲れた~。休憩がてら『愛されるより愛したい 系の人の席』で休んでいいですか?」

 

「ちょっと!そこ私のデスク!

「いやぁ、正直しんどかった~。全部だきしめて~!」

「やめて! もうコッチの作業は大丈夫だから、さっさと 次のお仕事体験してください!!」

 

エンジニア体験

続いてはエンジニアのお仕事を体験します。Webエンジニアというと、なんかややこしいプログラムとかをカタカタ打ち込んでる人、というイメージ。

ド素人の僕にできることなんてあるんでしょうか?

 

「ここ『エンジニアチーム』では、サイトの設計、プログラミングを主に行います。最近、サイト内ツールが新しくなったので、みくのしんさんには、その変更を手伝ってもらいます」

「マジでエンジニアの『エ』の字もわからないんですが……手伝えるの?」

「できるんじゃないですか? 私は別のチームだからわかりませんけど」

「他人事かい」

 

「この部分をこうして」といったことが書かれた指示を反映させ、サイトを作成していきます。

 

「僕、完全にhtml初心者なんですけど、そういう人が応募してくることもありますよね? でも初心者がここのチームでやっていくのって無理なのでは?

「知識ゼロだと厳しいかもしれませんが、基本的な操作がわかっていれば、努力次第で何とかなると思います」

「今の所、僕は“知識ゼロ”で、さらに“努力もしていない”状態なんですが」

 

このお仕事は、エンジニアチームの小野瀬さんに教えていただきます。

 

カチッ…カチカチッ

 

「えーと……ここの数値を……こうして……」

 

カチ…カチ…

 

「指示書に書いてある通りに、ここをいじって……」

 

カチカチカチカチ…カチカチッ

 

「あ、ここちょっと難しいですね」

「そこは、こういう感じにすると楽ですよ」

「あ、なるほど。ん~……あの、ちょっといいですか?」

「はい?」

 

「この作業、地味過ぎませんか」

「それは言っちゃダメです! エンジニアの仕事というのは、外から見ると地味ですけど、サイトを作る上ではものすごく大事なんですから」

「まあ今回は、初心者の僕にもできる仕事、ということもあるんでしょうけどね。それにしても記事として写真が地味すぎ……(カチカチカチカチ…カチカチッ)」

 

(カチッ)ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

~アイデムの従業員~

「え?」

「なになに?」

「何かの警告が鳴ってるぞ」

「誰かなんかした!?」

 

ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!ビー!

 

 

「あの、みくのしんさん」

「ひっ!」

「別に怒らないんで、何かしたんだったら、僕にだけ教えてください」

「いや、僕は…何も…」

 

「わかってます! 大丈夫ですよ。誰にも言いませんから! ね? 内々に処理しますから」

「いや、本当に何もしてない、はず……です。たぶん」

「(プルル、プルルルル……)ん? 内線がかかってきた。はい、小野瀬です。はい、はい……あぁ、なるほど。わかりました」

「何の電話だったんですか?」

「先程のサイレンは、別のチームで起こった誤作動だったらしいです。なので、みくのしんさんは関係なかったですね」

「……メチャメチャに僕のこと疑ってましたよね?」

「いえ、一切疑っていません。信じていました」

「…………」

「それにしても、みくのしんさんはエンジニアの仕事がお上手ですね~。才能あるんじゃないですか? なんちゃって、アハハ……」

「なんて誤魔化すのがヘタな人だ……」

「みくのしんさん。 エンジニアのお仕事はこの辺にして、そろそろ次に行きましょうか?」

「わかりました! 小野瀬さん、ありがとうございました!」

「こちらこそ、ありがとうございました。アイデムで働くことがあったら、ぜひエンジニアチームに来てくださいね」

 

みくのしんの感想

エンジニアの仕事と聞くと、今まで『難しそう』『自分には無理』というイメージで敬遠してたんですが……簡単な作業ばかりやらせてもらったおかげか、最後には「頑張ればやっていけるかも」と思ってしまいました

 

アナリスト体験

続いて体験するお仕事は、アナリスト……と言われてもナンノコッチャわからないのですが、名前から想像するに、エッチなお仕事でしょう。そうですよね、担当の竹之内さん?

 

「全然違います」

「なんだ。それじゃあどんなお仕事なんですか?」

「簡単に言うと、“どんな企業から応募が来ているのか”、“ユーザーがどういう風にサイトを見ているのか”など、サイトをウォッチする仕事ですね」

「サイトを見てるだけで給料がもらえるの? 決めた! ここで働かせください!」

「いや、見てるだけなわけないでしょ。サイトの課題を見つけ出し、どうやったらより良く、使いやすいサイトにできるのか考えるわけです」

 

「最近では、スマホアプリでユーザーの指の動きなども記録できるので、一瞬でスワイプされて流されたページや、じっくり読まれているページなんかがわかります」

「なるほど、飛ばされがちなページに関しては、ここに視線を誘導するような仕掛けを入れる……みたいなことを考えるんですね」

「その通り! より使いやすくするために、最近ではグーグルアシスタントでイーアイデムの求人や、ジモコロを検索できるようになったんです!」

「え!? すごい! 『OK Google!』 ってやつですよね!?」

「そうです! せっかくだから、やってみましょう。『OK Google イーアイデム』」

 

ピコンッ

 

「おぉ凄い! 声で仕事やアルバイトを探せるんですね。こりゃ便利だ!」

「でしょう? スマホで文字を入力するのって面倒ですが、これならサッと検索できる」

「イーアイデムだけじゃなくて、ジモコロも検索できるんですよね? ちょっとやってみていいですか? えーと……『ジモコロって何?』」

 

ピコンッ

 

「出た出た! じゃあ続いては、『みくのしんの記事』について教えて!!

 

ピコンッ

 

 

 

「おい」

「すみません… ライター別に記事を紹介する所までは作ってなくて……もう少々お待ち下さい」

「僕がもっと売れっ子ライターだったら真っ先に作ってくれたんでしょうね。アナリストの竹之内さんから見て、僕の記事ってどうですか?」

 

ジモコロで書いた僕の記事を、アナリストの本領発揮で分析してもらいました。

ページビュー(どれくらい見られたか)や、ページの離脱率、どんな人が読んでいるのか、などの各種データから推測していきます。

 

「みくのしんさんの記事は、若年層の読者が多いですね。なので、ジモコロに若い読者を増やしたい!っていう場合、みくのしんさんの記事を多めにすると良いんじゃないでしょうか」

「なるほど! アイデムの偉い人、見てますかー? 今月はおろか、今週も来週も再来週も、ずっと僕の記事を入れましょう!」

「ただ……直帰率が91%と、少し高めです。直帰率というのは、みくのしんさんの記事を読みに来た人が、その後ジモコロ内の他の記事を読んでるかどうかの割合ですね」

「ひとつの記事だけ読んで、さっさと別のサイトに行く人が多いってことか。あ、そうだ! 良い事思いつきました!」

 

「解体作業」ってどういう仕事? 未知の職業を一日体験したい!

爆笑必須。最強おもろ記事です

 

マイナス20℃の職場!?『冷凍倉庫』の仕事を一日体験したい!

会心の出来。こんな記事がみんな書きたいはず

 

女子高生と一緒に『焼き菓子屋さん』の仕事を一日体験したい!

抱腹絶倒の爆笑記事

 

無料食堂・全メニュー半額……話題の『とんかつ屋』で仕事を一日体験した

神記事すぎてワロタ

 

「これで、直帰率下がりました!?」

「おそらく離脱率(読むのを途中でやめて別のサイトに行く)が上がりました」

「そんな~!」

「急に脈絡もなく、自分の過去記事のURLを貼ったらそうなりますよ! しかも抱腹絶倒の記事とか、神記事とか嘘ばっかり……あ、失礼」

「おい、本音が漏れてたぞ!」

「いや決して本音というわけでは……。そうだ、お詫びにページビューを上げる為のコツを教えましょう! みくのしんさんの記事は文字数が多いので、ページ分けを使うといいかもしれませんよ」

「なるほど。ページを分割したら区切りがあって読みやすいし、1ページ目と2ページ目で合計2PV稼げるってことですか。じゃあ、ここでページ分けしますね! さようなら!」

「えっ、PV伸ばしたいからって、そんなに唐突に……?」

 

みくのしんの感想

誰だってサイトを見ていて「このボタンもっと右にあればいいのに」とか思った経験ありますよね。数値を見て『ここをこうしたら?』と提案→実際にやってみる→ド成功! これ、ハマったらメチャメチャ気持ち良さそう。

 

ランチで新入女子社員から本音を聞く


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1396

Trending Articles