こんにちは、このたびTwitter界からライター界にやってきた、「おいでよ長野」と申します。本日はヒトフォルムで長野県小諸市へとやってきました!
普段はTwitterにて長野県の豆知識を呟いたり、
諏訪では10月を「神在月」って呼ぶらしいね。他の神に「いいよ…お前来なくて…大変やろ?」って気遣われるくらいデカい龍神、すごくない?(全長645km) #信州豆知識pic.twitter.com/wkYF99UAT7
— おいでよ長野 (@OIDEnagano) 2016年11月8日
勝手に替え歌を作ったりして信州をPRしているんですが…
「君の名は。」主題歌
— おいでよ長野 (@OIDEnagano) 2016年9月6日
RADWIMPS 「前前前世」 長野県Ver. 「善善善光寺」 pic.twitter.com/BvrRkocdnk
今回は、娯楽を楽しむことに特化したヒトフォルムで、「ただの温泉旅館ではない」とウワサの「菱野温泉」さんに行ってきました!!
ゲストとして、信州おいでよ仲間の「おいでよ南信」さん(左)、「おいでよ松本」さん(右)にも来て頂きました。
「長野さん、菱野温泉はどんな風に『ただの温泉旅館ではない』んでしょう?」
「それはですね……」
「浴衣姿で馬や鴨と触れ合えたり」
「敷地内に登山列車で行く絶景露天風呂があったり」
「館内のコタツで漫画が読み放題だったり、ほかにも池の上に浮くお風呂があったりコスプレ歓迎の上にアニメ関連のイベントを開催してたりするんですよ」
「なにやら色々ヤバそうではないですか…!!」
という訳で、菱野温泉の取締役の方へのインタビューを交えつつ、旅館としても400年以上の歴史をもつ菱野温泉の魅力を存分に味わってきました!
菱野温泉に到着
菱野温泉には「薬師館」と「常盤館」の二つの旅館があるのですが、今回宿泊させて頂く薬師館に到着!それでは早速中へ…
「うおおおお~っ!」
大正モダンを感じさせる温かな雰囲気のロビーが目の前に現れ、思わず「うおおおお~っ」という言葉がこぼれました。新鮮な体験!
見てください、この浴衣の数。この中から好きな柄、サイズを選んで着ることができます。ついでに無料でもらえる靴下も自由にコーディネート可能!しかも全部無料!
「いや~素晴らしいホスピタリティですね。菱野温泉さん。着いてからまだ20分くらいしか経ってないですけど、この時点で永住したいです」
「いやいや、まだまだ序の口ですよ…。今回は、菱野温泉さんの魅力という魅力を巡りまくりますから…!」
「おっ、パンフレットを見たら、近くの池に鴨がいるらしいですよ! あとポニーも! 見に行きませんか、みなさん」
菱野温泉の楽しいフレンズたち
薬師館の外にある池にやってくると鴨の姿が!……あ~、ですよね。怖がって近づいてくれませんね。
でも大丈夫! 今回は温泉のロビーで販売している秘密兵器、「やき麩」を用意しました! これを使って…
「わ~い!た〜のし~!!どんな恐怖も、食欲には負けるよね~!!野生~!!」
「面白いように鴨が集まってきてる」
「お次はポニー!餌やり楽しみ~!」
「うおおおおおお!すごい食いっぷり!!」
「浴衣姿でポニーに餌やりする絵、シュールすぎる」
登山列車で行く絶景露天風呂へ
さて、楽しい菱野温泉フレンズたちと戯れたところで、菱野温泉にあるもう一つの旅館「常盤館」にやってきました。
薬師館でもらった湯めぐり手形を使って登山列車に乗り込み、さらに山の上の露天風呂を目指します。
「おおおおお!すごい、温泉旅館の中で登山列車に乗ってる‼︎ 登山列車特有のゆったり&ガタガタ感、楽しい~!」
登山列車で1分半! 標高1050mの「雲の助湯」に到着!
雲の助湯では、雄大な八ヶ岳、富士、佐久平を望む大パノラマが満喫できます!
おいでよ三人衆で積もり積もった信州トークを交わしたのですが、盛り上がりすぎてお風呂の写真を撮り忘れてしまいました。気になる方は宿のHPをチェック!
常盤館ではお土産売り場も充実。
「 栗かのこ、雷鳥の里、みすず飴、信州のお土産がそろいにそろってますね…!」
「陶器までお土産用に販売してましたね。バラエティとクオリティがすごい…」
三人とも大満足の常盤館を後にして、薬師館に帰還っ!!!
取締役の花岡さんにインタビュー
「古今東西!長野県の市区町村ラリー!松本市!」
「阿智村!」
「塩尻市!」
「喬木村!」
「(さすが南信さんだ…)」
「ジャンプおもしれ~」
「みなさん、菱野温泉を十分満喫していらっしゃるようですね」
「あ、菱野温泉取締役の花岡隆太さん! いや~最高です、菱野温泉!」
「今回はインタビューにお答え頂けるとのことで、菱野温泉の歴史や経営について伺っていきたいと思っています!よろしくお願いします!!」
「はい。では、おいでよ長野さんが先ほどまでジャンプを読んでいたコタツでゆっくり話しましょうか。」
「コタツのインタビュー、なんだかすごく落ち着きますね。それでは早速。まず、歴史なんですが、ここ菱野温泉は創業400周年ということで。すごい歴史ですよね…」
「はい。でも開湯自体はもっと古くて、1191年の開湯なんですよ。」
「1191年…! 鎌倉幕府ができる前年に開いてる温泉ってことですよね。すると、平安時代から…?」
「そうなりますね。それ以来、療養温泉として地元の方に親しまれ続け、1617年に旅館としての営業が始まりました」
「ちなみになんですが、このガラスは大正時代に作られたもので、そのままの状態でとってあるんですよ」
「ええ⁉︎ 大正時代の⁉︎ 廊下にギャラリーもあるし、まるで博物館みたいだ…」
「こんなに歴史が深い温泉旅館なのに、菱野温泉さんは珍しいというか、新しい経営スタイルをされていますよね。温泉や宿泊場所以外の見どころもたくさんあります。例えば、そこにアニメの一枚絵が堂々と飾ってあったり」
「『あの夏で待ってる』は菱野温泉のある信州の小諸を舞台にした作品なんですよ。ほかにも、小諸は『ろんぐらいだぁす!』というアニメの聖地でもあって、そうしたアニメとコラボしたイベントも開催しています」
「こうしたコタツ&漫画ルームみたいな、まるでマンガ喫茶みたいな空間も魅力的ですよね」
「あ、こういうサービス、実はラブホテルの経営を参考にしているんですよ」
「ラ、ラブホテル!?」
「実は、ラブホテルってすごいんです。宿泊できるのに、アミューズメント施設のようなバラエティにも富んでいる。マンガ喫茶にも言えることですが、これって宿泊施設として強いなと。薬師館では、そこを目指したいと思っています」
「実際、今まで出会ったことがない楽しすぎる宿泊体験ですし、ムードも良い感じです! カップルのお客さんも結構多いんですか?」
「多いですが、ファミリー層も多いですよ。特に女性の方はリピーターが多くて。最近は、コスプレイヤーのお客さんも結構いらっしゃってます」
「コスプレ歓迎と聞きましたが、本当なんですか?」
「はい。時期にもよりますが、ウチでは15名以上で薬師館を貸し切ることもできます。オフ会で集まって、ウチのロケーションを使って仲間内でコスプレを心置きなく楽しむこともできますね。」
菱野温泉薬師館ではご相談いただければ、15名以上のご宿泊から貸し切りできます!
— 菱野温泉 薬師館@おいでよ菱野温泉 (@yakushikan) 2016年10月16日
オフ会やコスプレ撮影などにもご利用ください!
旅館内には池や、お堂、洞窟などの撮影スポットがありますよ! #コスプレpic.twitter.com/TGFWHfYRqM
「ロケーションがロケーションなのですごく楽しめそうですね! ほかにも貸し切ることで色々な楽しみ方が出来そう!」
「例えば、鉄道オタク仲間で薬師館を貸し切って、旅館中にレールを敷いて電車を走らせる、なんてこともできます」
「すごい自由度…! 色んな趣味を持つ現代人のニーズに応えてるんですね!」
「ほかにも、乳がんの手術を受けた方って、手術痕が気になって、他の方と一緒にお風呂に入れなかったりしますよね。そういう方が、お風呂を貸し切って人目を気にせず温泉に入る……なんていうこともできますよ」
「すごい…! 現代人の多様性というか、「平成」という時代そのものにマッチした新しい経営をされているんですね。新時代の温泉旅館の姿を見ている感覚です。今日はインタビューに付き合って下さり、ありがとうございました!」
「いえいえ!引き続き、菱野温泉を楽しんでいってください!」
地元食材を使ったレストラン「ujo」へ
インタビューを終え、「和風イタリアダイニング ujo」にやってきました!
「長野県と言ったらやっぱり蕎麦! 美味な上に量も山盛り!」
「小諸産馬鈴薯と野沢菜の3種のチーズピザ! 野沢菜のシャキシャキ感がアクセントになっていて美味しい!」
「 信州和牛も信州産林檎の和風ダレと一緒にいただきました! 地元の食も大事にしているんですね…!」
【朝食編】
ちなみに朝食は、3つのプレートから好きなものを選ぶことが可能!
朝食のレポはおいでよ三人組の当時の実況ツイートにてどうぞ!
小諸の菱野温泉薬師館においでよ
— おいでよ南信 (@OideyoNanshin) 2017年4月1日
おい南は菱野温泉にて朝食タイム😋
パンケーキプレートを選んだよ!
美味しそう!#おいでよ菱野温泉#おい南番外編pic.twitter.com/VZ4ttWhC8i
菱野温泉においでよ!
— おいでよ長野 (@OIDEnagano) 2017年4月1日
おい長の朝食は和食セット~/^o^\#おいでよ菱野温泉pic.twitter.com/sNYpJZdFGj
菱野温泉薬師館の朝ごはん、エッグベネディクトだよ!
— おいでよ松本 (@OideyoMatsumoto) 2017年4月1日
ペロリと食べてしまったよ
ちなみに朝はドリンクバーは無料
食いさしの写真ですまないけど、せんごく米も食べれるよ
もちもちしてとても美味しい!!
みんなも疲れを癒やしにおいでよ#おいでよ菱野温泉#おいでよ松本#おい松番外編pic.twitter.com/78Hj2GnWhI
う~ん、どれも甲乙つけがたい! ほかにも、焼き立てクロワッサンや天然水を使ったコーヒーも頂けます!
レストランujoさん、美味しい夕食と朝食、いただきました!
池の上で入湯!?「浮島風呂」へ
浮島風呂へは、洞窟を通っていきます。登山列車があったり、洞窟があったり、菱野温泉さんはレジャーランド感がすごい!
雰囲気抜群の洞窟を抜け…遂に池の上に浮く温泉「浮島風呂」に着きました!
中に入るとこれまた雰囲気のある湯舟が!貸し切りです!
階段を下ると、下にも2つの湯舟が!ぬるめと熱め、お好きな温度で入れます。
浮島風呂を外から見るとこんな感じ。お風呂の部分が、矢印のように突き出していて池の上に浮かんでいるんです!
「がーこちゃんが泳いでいるかもしれない池の上で入湯!不思議な感覚!」
は~~~~~! 浮島風呂も最高! もう完全回復です。風呂上がりには、浅間山から湧き出る天然水をいただきます!
「ん~!美味しい!!!!温泉上がりに美味しい水が飲める悦び…!」
温泉で一泊しただけなのに、修学旅行が終わった後みたいな充実感…!
なのに疲れはなくてむしろ元気という不思議…。ネタだらけの濃厚な1泊2日でした!
まとめ
最後に、一泊する間に描き上げた記念色紙を花岡さんに押し付け渡してきました。
受け取ってくれて良かったです。
魅力のキャパオーバーではち切れんばかりの楽しさ。温泉旅館のおもてなし、温泉・宿泊・食事で疲れを癒せたのはもちろん、まるでアミューズメント施設に行ってきたかのような充実感…!これまでには無かった新しい温泉旅館体験をさせてもらいました。
今回、おいでよ三人組が利用した「創業400周年特別企画」、一泊二食付9400円で菱野温泉を楽しめるプランは2017/7/8までとなっています。この記事で菱野温泉に興味が湧いた方は是非、このプランを利用して菱野温泉を満喫してみてはいかがでしょうか。
▼宿泊プランはこちらをチェック!
それでは…
歴史と新しさが融合する温泉旅館、
菱野温泉においでよ!
書いた人:おいでよ長野
信州の大地が生んだ狂気の山。Twitterにて長野県の非公式PR活動にいそしんでいる。長野においでよ。ほらはやく。 Twitter:@OIDEnagano