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Channel: イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
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【夏休み旅行】おもしろい旅は「地元の人」と「不確定要素」を巻き込むと生まれる

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お〜い! みんな夏休み満喫してる〜〜?

 

 

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私が務める株式会社バーグハンバーグバーグは、「社長が長期タイ旅行に出かける」という理由でご覧の通り11連休です。すでに9日が経過していて「俺はまだまだ休める」とダメな自信が強固になりつつあるんですが、前半はしっかりジモコロ編集長として取材リサーチを兼ねた旅に出ていました。

 

今回は今後のジモコロ予告版的な意味合いも含め、ダイジェストで振り返ってみようと思います! 

 

山梨県の発酵デザイナー宅にお邪魔してみた

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まず夏休み取材旅行のオープニングアクトを飾ってくれたのは発酵デザイナーとして活躍中の小倉ヒラクくん。山梨県に移住し、スーパーDIY精神で素晴らしい自宅を構えているということで「取材がてら泊まりに行っていい?」と甘えてみました。

 

今年の3月に彼と長野を巡る旅をして、その軌跡はこの記事に一部集約されています。

 

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前々から発酵文化に興味があったので、今回満を持して話を聞きに行ったわけです。するとパンや納豆など、発酵の過程を実体験できる素晴らしい場が用意されていました。ヒラクくんの自宅は空気中に酵母がヤバいほどいるそう。さすが発酵デザイナー。

 

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同行したジモコロライターの根岸達朗も、ここ数ヶ月間は発酵に夢中。自宅で毎朝、ぬか床をひっくり返すのが至高の時間だと語っていました。

 

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見てください。パンをこねくりまわす、この多幸感に満ちた顔。本当に好きなんでしょうね。割と長い付き合いですが、発酵おじさんとしての生き甲斐を見つけると人はこんな良い顔になるようです。

 

 

説明が完全に抜けていますが、「そもそも発酵ってなんだろう?」の疑問に答えられるような記事を近日ジモコロで公開予定です。人類にとって欠かせない発酵文化。日本酒やビール、ワインといったお酒はもちろん、味噌や納豆、パン、ヨーグルトなどなど…もやしもんな世界は日本全国47都道府県を取材する上で避けられません。

 

日本酒の発酵文化はこちらの記事で触れています。興味があればぜひ!

 

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山梨県は行けば行くほどに好きになる。夏の果物が最高!!

 

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こちらは、山梨の超かっこいいフリーマガジン「BEEK」を作っている土屋さんに撮ってもらった写真。「おじさんたちの夏休み」と題してコンクールに応募したい。

 

www.beekmagazine.com

 

 

八ヶ岳の最高スポット「清泉寮」に寄ってみた

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続いてやって来たのは、八ヶ岳の麓にある最強のホテル「清泉寮」。銅像のポール・ラッシュ博士がこの土地に素晴らしい施設を建ててくれたみたいなんですが、アメリカンフットボールを日本に普及するために尽力してくれたり、親日家として様々な活動で貢献してくれたり、エピソードに事欠かないようなとにかく立派な人物です。

 

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ここも小倉ヒラクくんに教えてもらったんですが、宿×温泉×自然環境のかけ算で満足度が異常に高いんです。そしてご飯の美味さ。八ヶ岳の恵みを生かした料理の数々は、都心部でもなかなか味わえないんじゃないかなと。

 

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今回はランチをするためだけに寄ったんですが、一人1500円〜2000円の価格帯で幸せな気持ちに浸れるほど最高でした。ハンバーグもパスタもカレーも、そして締めのデザートも全部美味い! 

 

老後は清泉寮に週3ぐらいで通いたいです。

 

長野県「松本」がめちゃめちゃアツいことになってる

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鏡越しに失礼します。さて、山梨県から長野県へ北上し、我々がやって来たのは松本市! 松本城を中心に綺麗な町並みと文化水準の高さを誇り、人気観光スポットとして定着している土地です。しかし、カメラマンの鶴と亀・小林くんいわく…

 

「松本は現在、めちゃめちゃアツいことになってるんですよ!」

 

と息巻いていたため、その実態を調査しに来ました。

 

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僕自身も3年ぐらい前からご無沙汰だったんですが、気づけば市内周辺にゲストハウスが6軒増えたとか、オシャレなお店が増え続けているとか、松本ニューウェーブが起きている様子です。

 

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結論:松本市は店舗も人も個性的でおもしろすぎる

 

あえて詳細は語りません。9月末に松本市で開催される音楽フェス『りんご音楽祭2016』と合わせて、改めて取材しようと思います。その上で松本市の魅力を徹底的に伝える記事を制作予定。それまでお楽しみに!

 

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ひとつだけ言えるのは、今回宿泊したゲストハウス「tabi-shiro タビシロ」が超オススメということ。元旅館の物件だけあって空間の使い方、内装デザイン、居心地、オーナー・キヨさんの人柄…どれもパーフェクトでした。

 

レンタル自転車(100円)を借りて松本市を散策すると、レンタカー移動や電車移動では見えてこない地元の顔が見えてきます。ジモコロの記事公開までに「松本に行きたい!おすすめのお店が気になる!」という人がいたら、個人的にTwitterやFacebook経由でメッセージください。

 

2日目はAirbnbで手配した宿に泊まったんですが…

 

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元ラブホテルを再活用した宿泊施設で面白すぎました。部屋は豪華で広いし、しっかりしたお風呂もついてるし、ガレージで遊べるし。これで一人4000円ってヤバすぎる。

 

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田んぼのど真ん中にドーンとあって、良い意味で海外っぽい佇まい。シェアリングエコノミーの文化は、地方でこそ輝きを放つのかもしれません。

 

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いやー、ここはもう一度泊まりたいな。ゲストハウスと併用すれば楽しい旅になること間違いナシ!

 

安曇野&白馬の余韻

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松本市を充分に堪能した後、本当は乗鞍岳に登る予定だったんですが…。初の祝日「山の日」ということもあって超混雑の情報が入ってきました。さらに駅前に物々しい雰囲気と大勢の警官の姿。何事かと思って調べてみたら、登山好きの皇太子が上高地を訪れるというじゃないですか。

 

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混雑に巻き込まれたくない!

 

その一心で急遽予定を変えて、安曇野市方面へドライブすることにしました。いやー、これが大正解。北アルプスが目の前に迫り来る景色。目の保養になるレベルの田園風景を眺めながら、好きな音楽を聴いてるだけで「最高ーー!!」と興奮しきりでした。

 

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途中、休憩がてら止まったコンビニの近く。これから黄金色に成長していく稲穂を眺めながら、地元のおばちゃんが握ってくれたおにぎりを食べる。

 

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日常に農作業が入ってくる人たちにとっては当たり前の時間も、都会育ちの自分たちにとっては非日常かつ、牧歌的な体験になるんですよね。めっちゃいい。

 

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途中、立ち寄った「木崎湖」。山と湖の抜け感がダイナミックて「こんな良い湖あるのかよ!もっと早く教えてくれよ!」と長野県民に嫉妬しました。

 

ちなみに木崎湖はこのあたり。白馬の手前あたりにある。

 

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恰幅の良いオジさんがウェイクボードのショップをやっているので、水遊びはしっかりできるようです。流行りのSAPを楽しんでる人の姿もチラホラ。世の中には遊びの達人がやまほど居るんだよなぁ。

 

 

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木崎湖を後にして、温泉目当てで白馬村へ移動。「ヴィクトワール・シュヴァルブラン・村男III世」とかいうクソ長いマスコットキャラが出迎えてくれました。

 

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顔ハメパネルは必ずやるタイプなんですが、この穴のデカさ…。

ハメさせる気あるのか?

 

立ち寄った温泉は「白馬ハイランドホテル・白馬姫川温泉『天神の湯』」。泉質はもちろん、北アルプスの眺望もOKな露天が良かったです。日帰り温泉600円のコスパも◎!

 

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スネに角をゴリゴリ押しつけてくるヤギとも遊べるよ!

 

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「白馬村と言えば…」と思い出して、急に連絡して会ってもらったのが白馬ギャロップ株式会社を立ち上げたばかりの新井洋樹さん。実は不思議な縁があってですね。 

 


今年の5月に今回同様、長野ツアーをやってその様子を個人ブログにUPしたんです。道中の様子も旅用動画アプリにまとめて発信したら、ジモコロもバーグハンバーグバーグも知らなかった新井さんから連絡が!

 

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確か6月頃、「長野出身者として、あの旅動画を見て感動しました。一度お話を聞かせてもらえませんか?」とメールが届いて、都内で一度ランチをしました。

ジモコロの活動を伝えて、新井さんの想いを聞いて。ブログひとつで新たな出会いが生まれるもんだなと、情報発信の重要性を再認識したというか。「今度、白馬に移ってまちづくり会社をやるので、立ち寄ったら連絡ください!」と別れた矢先だったんです。

 

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白馬村の絶景スポットを紹介してもらったり、

 

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たまたま出会った白馬村副村長に挨拶させてもらったり、短時間ながら有意義な時間を過ごすことができました。新井さん、ありがとうございました〜! 秋の白馬が最高らしいので、また近いうちに訪れます。

 

最後に旅動画をお楽しみください

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というわけで、3泊4日の山梨・長野旅行のレポートでした。出会った人の数、巡った店舗の数、ふと立ち寄った土地の数…正直MPがゼロになるほどの情報量で。紹介しきれないほどの体験をストックすることができました。最高だったな〜!

決め打ちの取材も悪くないんですが、ジモコロの醍醐味である「地元の人を捕まえて」「不確定要素を盛り込む」ように旅程を考えると絶対おもしろくなります。そして、その出会いと体験は必ず次に繋がります。

この記事で、その空気感を少しでも楽しんでもらえたら嬉しいです!

 

締めは旅の様子をまとめたダイジェストムービーをご覧ください。

 

 

それではまた!

 

書いた人:徳谷 柿次郎

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ジモコロ編集長。大阪出身の33歳。バーグハンバーグバーグではメディア事業部長という役職でお茶汲みをしている。趣味は「日本語ラップ」「漫画」「プロレス」「コーヒー」「登山」など。顎関節症、胃弱、痔持ちと食のシルクロードが地獄に陥っている。 Twitter:@kakijiro / Facebook:kakijiro916

写真:小林 直博

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長野県奥信濃発のフリーペーパー『鶴と亀』で編集者兼フォトグラファーをやっている。1991年生まれ。ばあちゃん子。生まれ育った長野県飯山市を拠点に、奥信濃らしい生き方を目指し活動中。


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