こんにちは、株式会社人間の社領エミ(しゃりょう えみ)です! 本名です!
前回の若いお坊さん愛に続いて、今回も記事を通して自分の欲求を満たさせていただきたいと思います。
突然ですが、大阪にアジアNo.1のイケメンマッチョがいるということをご存知ですか?
あの究極のイケメンマッチョを決める競技「フィジーク」でアジア大会No.1になった男性が、ここ大阪市西区にいるんです。何を隠そう、私は男性の筋肉が大好物でして。中でも特に大胸筋が大好きなんです!!
だから、取材してきました。欲求に従って。
知られざる競技・フィジークとは
というわけで、株式会社人間から徒歩約10分(近い!)のところにあるプライベートジム「RISE」へやってきました。
早速、入店してみたところ……
どぅわ〜〜〜〜〜!
アジアNo.1のイケメンマッチョ長谷川浩久さんじゃあ~~~!!!
長谷川浩久さん
1985年大阪生まれ。株式会社RISING SHIFTの代表取締役であり、ジム2店舗の経営者。メンズフィジークアジア大会をはじめ、肉体を競う数々のコンテストでの受賞歴多数。
「こんにちは。今日はよろしくお願いします!」
「よろしくお願いします!」
長谷川さんは、2014年メンズフィジーク アジア選手権の初代チャンピオン。これまで説明をすっ飛ばしていたため、「フィジークって何?」状態ですよね。
メンズフィジークという競技は、皆さんご存知のボディビルと同じく筋肉を評価対象にする競技です。
しかし、必ずしも筋骨隆々であることが評価される競技ではありません。形が良くバランスのいい筋肉に加え、ステージ上での立ち居振舞い、サーフパンツのデザインやカラー、はたまた肌の色艶、髪型に顔など、それらのトータルパッケージで評価される競技、それがフィジークなのです!
「どしぇ~!! もんげぇイケメン~~!!!こ、これがアジアNo.1のイケメンマッチョ…! すごい肉体!!」
「ありがとうございます(笑)」
「私、大胸筋が大好きなんです!! うわ~、ほんっとにすごい大胸筋……なのに…」
(全っっっ然見えん…)
「どうしたんですか?」
「いえ、なんでもないです!それでは、インタビューを始めさせていただきます!」
手作りTシャツを進呈してみた
「ということで、質問に移りたいのですが、その前に…」
「これに着替えてもらっていいですか? いつも、インタビューを受ける方にはTシャツを着ていただいているんです。お願いします!」
「わかりました、ちょっと着替えてきます」
~数分後~
「あの…」
「なんか首元が異常にビロビロなんですけど…これで大丈夫ですか?」
「おおおおお……おお………!!!」
説明しよう!!!!
何を隠そうこの首元ビロビロTシャツ、こんなこともあろうかと……
この日のために私が用意した、手作りTシャツです!!
う~ん、襟をビロビロにしたおかげで大胸筋が良く見える!いい仕上がりになりました!
「全っ然大丈夫です〜〜〜!! 改めて、よろしくお願いいたします!」
「絶対に優勝する」その決意が呼び込んだ勝利
「長谷川さんは、どうしてボディビルではなくフィジークをやられているんですか?」
「僕は元々、ベストボディジャパンという別の競技に出ていたんです。ベストボディジャパンというのは、かなり細身の筋肉を競う大会で、どちらかというとモデル体型の人が多いのですが…。まずそこで、なかなか結果が出なかったんですよね」
「長谷川さんは細身というより、かなりガッチリした感じですよね」
「そんな時、“フィジーク”というベストボディジャパンとはまた違った審査基準の競技が日本で開催されるということで、参加したのがきっかけです。参加した昨年の大会が日本大会の第一回だったんですが、初代チャンピオンになれば歴史に名を刻めると思ったので、『絶対に優勝しよう!』と決意して挑戦しました」
「へぇ~、その決意で本当に優勝しちゃったんですね。自分の力で願いを叶えたわけですね!」
「はい、運良く。あと正直に言うと、僕はボディビルの“ビキニパンツを履く”というルールに抵抗がありまして。一方、フィジークの“サーフパンツを履く”というルールを見て、『これだ!』と思ったというのも正直ありました(笑)」
「ビキニパンツはだいぶ面積小さいですもんね! 抵抗があるのもわかります……」
「……」
「…………」
「………あの、何ですか?」
「…え!? 何でもないですけど…? 何か気になります?」
「あ、いえ、何でもないです…」
金銭面でもストイックなマッスル業界!
「あの、率直なことを申し上げますが…フィジークの優勝賞金ってお幾らなんですか?」
「日本大会に関しては…実は0円です」
「えーーっ!! 0円!?」
「そうですね。でも、賞金の代わりにバケツ一杯のプロテイン20キロ分を貰いましたよ!」
「な、なんと清貧な…」
「では、アジア大会の賞金は?」
「10万円です」
「アジア大会優勝でも!? もう完全に自分のためにやる感じなんですね…」
「ただアメリカでプロの選手になると1000万円はもらえると思いますよ。アメリカでサプリメント会社のスポンサーがつけば、競技だけで十分なお金を稼げるはずです」
「へ~、確かに日本だと競技だけで食べていける気がしないかも。そもそも日本はマッチョ好きの母数が少ないですし、マッチョ自体が世の中から特殊な扱いを受けている気がします」
「そうなんですよ。アメリカって、基本がマッチョなので。日本も近年マッチョ人口が増えたとは思うのですが、やはり未だに草食系で細身の人が主流というか……」
「ちなみにですが、長谷川さんはマッチョになる前は何を?」
「ガリガリの大学生でした」
「えっ!」
「大学の時は今より20キロ細くて、服もSサイズでぴったりでした。それが筋トレにハマるうちに、Lサイズでパツパツになり…」
「べ、別人!! しかも、色が全然違う……」
「今ではよく『マニア受けしそうになったな』と言われます」
「よくわかります(笑)」
「あの、何やってるんですか?」
「えっ? あの、なんかこの部屋暑くないですか?」
「え、そうですか…?」
「そう言われればそうかな…?」
アジアNo.1の食生活はすごかった
「さて、長谷川さんのその強靭な肉体はどのように作られているのでしょうか?」
「毎日の筋トレももちろん大事ですが、僕は体作りには食べ物が大きく関わると思っています。大会前は半年間の肉体づくりが必要なんですけど、僕はその間、塩分なしのササミ缶とかオートミールとか…かなり質素なものを食べてますよ」
「えー! それを半年間毎日ですか?」
「はい。他には卵、納豆、ローストビーフ、ほし芋…。減量中はローストビーフに月7万円は使います」
「な、な、な、7万円!?!?!!?」
「そうですね、毎日2000円ちょいのローストビーフを500gずつ。あとは、干し芋に月3万円投資しますね…」
「一ヶ月でアジア大会の優勝賞金飛びますね」
「ただ、優勝っていうのは賞金だけじゃなくて、肩書きとして色々な面で役に立ちますよ。特に僕みたいな個人ジムの経営者からすれば、肩書きにわかりやすく『アジア大会No.1』と書くことができると、お客様も『あ、信頼できそうだな』と思ってくれますよね」
「はぁ~…」
「なるほど~……」
「ところでさっきからこの部屋、暑くないですか?」
「え? そうですか? なんですかそのハサミ?」
「暑いですよね?」
「えっ?」
常駐3~4マッチョ!マッスルバーに行きたすぎる
「…………」
「さて、長谷川さんのストイックな食生活の管理からフィジークの優勝を勝ち取ったとのことですが、本業はフィットネスジムの経営者さんだとか」
「えーっと……。あ、そうですね。5年半前からプライベートジムを経営してまして…今は、マッスルバーも経営しています」
「マッスルバー! 私のDNAがざわつく響きですね!」
「はい、ここ最近国内のコンテストも流行ってきていて、筋トレに対する盛り上がりも出てきているので。一般の方にマッチョを知っていただけるチャンスかなと!」
「えっ!! ジュルル…!! マッスルバーって具体的にどんなバーなんですか?」
「ヨダレ出てますよ。簡単にいえば、マッチョが3~4人バーテンダーとして常駐するバーですね」
「食べ物は、ナッツとゆで卵とビーフジャーキー…それだけなんですが…」
「見事にたんぱく質」
「女性向けに、マッスルメリーゴーランドというマッチョがお客さんの周りをポージングしながら回るといったメニューや、腕立て伏せするマッチョの上に乗れるというメニューもあります」
「ええ! それって身体に悪くないですか!?」
「ちょうど良い負荷がかかるので、逆にありがたいです!」
「の、乗りた~~~~い!!」
「もちろん女性だけじゃなく、マッチョになりたい男性や、健康意識の高い方もよくいらっしゃいますよ。マッチョって、健康じゃないとなれないので」
「は~! 行きたすぎる! お金を払ってマッチョに会いたい!」
ハプニングマッチョ
「ところで、つかぬことをお聞きしますが…長谷川さん、彼女は……?」
「いないですよ」
「んん~~~~~!!!!!!!!!(「最高」の意)」
「しかも僕、かなりインドア派なんですよね。漫画がすごく好きで。休日は、漫画を読んだりゲームをしたりなど…。なので、僕の中での優先順位は、 漫画>仕事>筋トレなんです」
「そ、それでよく優勝を…! 意外ですね。どんな漫画が好きなんですか?」
「少年ジャンプ系かなぁ…」
「バキじゃなくて…?」
「いえ、ドラゴンボールですね」
「ちなみに、好みのタイプはどんな子ですか? やっぱりムキムキ?」
「僕は、逆にぽっちゃりぐらいがいいですね。僕とお付き合いしてくれるってことは、ある程度健康意識がある子だし。それ以外はあまりタイプとかはないかなぁ」
「料理上手な子が好きとかは? やっぱり、『肉じゃが食べたい~!』とかワガママ言いたい時とかあるじゃないですか」
「いえ、料理は素材でオーダーする感じですね」
「素材?」
「今日はマグロとささみで!とか」
「斬新…!」
「基本、食事は筋肉に栄養補給する感覚なので。食べたい食材と必要な栄養素が摂取できればOKです」
「料理下手な私にもマッチョとお付き合いできる可能性が!」
「ところで、喉がかわいたので、少しお水を飲んでもいいですか?」
「はい、どうぞ」
「ありがとうございます!いや~喉が渇いて渇いて……あ〜っ!!」
「あ~~っと!! うっかりつまづいた~っ!!」
「は、長谷川さんが…」
「びしょ濡れのスケスケでお胸があやうく見えそうに~っ!!!」
「いかん、これは早急に拭かなければっ!!」
「拭かなければ~!!!」
「長谷川さん、ごめんなさ~い!!」
「あ、いいです、大丈夫です!風邪ひいたらあれなんで、ちょっとこれ脱いできますね」
「ぬ、脱いで…!?」
「脱いで……………」
「ぬぬぬぬぬ、脱いで~~……!?!?」
ガードが固いマッチョ
「すみません、お待たせしました!」
「はっ!? 長谷川さんっ!!!」
「………」
「あの、お待たせしました。全然大丈夫ですので、お気になさらず…」
「大事なところが見えへんのじゃーー!!!!」
「え?」
「なんで『脱いでくる』って言ってそうなるんですか! なんでタオル! なんでそこまで脱いでおきながらタオルを首にかけてきちゃうんですか! なんで……」
「うぅっ………」
「えっ? えっ?」
「お願いです……お願いですから……………ち…………」
「乳首を………」
「見せてください…………っ!!!!!」
これがアジアNo.1のMAXマッチョだ!
その後、頼んだら普通にタオルを取ってくれた長谷川さん。優しいなぁ〜。
「うお~~~~っ!!!!」
見よ!これがアジアNo.1の肉体だ~!!!
普段のトレーニング風景も見せていただきました。
「重すぎる! いっつもこんなの持ってるんですか!」
「いえ、本当はもう少し重いものを…」
ポージングの練習も見せていただきました。
本っ当に!! 幸せな時間を過ごさせていただきました~!
長谷川さん、本当にありがとうございました!
「また会いましょう! 長谷川さん!」
「はい! こちらこそ、本当にありがとうございました」
「あの……最後に……タッチを………握手を…!!」
昇天~~!!!!
シュンッ
ボッ
プライベートフィットネス【RISE】ライズ
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マッスルバー
〒530-0004 大阪府大阪市北区堂島浜1-3-22 堂島タウン2F
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ライター:社領エミ(株式会社 人間)
"面白くて 変なことを 考えている"会社、株式会社人間の元気なデザイナー。マッチョが好き。
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