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みんなで『夏の思い出』を語ろう!

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みんなで『夏の思い出』を語ろう!

こんにちは! バーグハンバーグバーグ編集担当です。

暑い日が続いて、もうすぐ本格的な夏がやってきますね。夏といえば恋、部活、アルバイトなど、誰しも忘れられない思い出があるのではないでしょうか?

 

というわけで、今回はこちらのメンバーに『夏の思い出』を語ってもらいましょう!

 

 

▼登場人物紹介

加藤|ライター

夏といえば井上陽水&安全地帯の『夏の終りのハーモニー』

 ギャラクシー|ジモコロ編集長

夏といえば杉山清貴&オメガトライブの『ふたりの夏物語』

モンゴルナイフ|ライター

夏といえば真心ブラザーズの 『サマーヌード』

みくのしん|ライター

夏といえばandymoriの『シンガー』

 

川で親父が……

「じゃあ最初は僕から。子供の頃、川で遊んだ時のエピソードです」

 

「小学生の時に家族で川に行って、2~3mくらいの低い崖から水面に飛び込む遊びをしたんですよ」

「なんという危ない遊びを……」

「いや、川遊びといえばそういう飛び込みはあるあるだよね」

「そうですね。ただ僕、昔から一切泳げないんですよ。なのに父親に『やってみなさい』って言われて。泳げなくても、下ですぐ引き上げてやるから大丈夫だと」

「どこかの部族の成人の儀式?」

「怖いけど父がそんなに言うならと思って、覚悟を決めて飛び込んだんですね。そしたら……」

 

父親の眉間にかかとがめり込んで、顔が血だらけになった」

「ぎゃ!痛そうだけどムチャクチャおもしろい」

「父ダッサ」

「父親の血が混じった川で泳ぎたくねぇな」

 

「子供の体重とはいえ、上から降ってきたものに当たったらケガをするので、みなさんも気をつけてください」

 

あのときこうしていたら……

「続いては僕から! 高校生の夏にやったバイトの話です!」

 

「僕、でっけぇチーズを切る派遣のバイトをしてたんですよ」

「ハイジに出てくるチーズみたいな?」

「それそれ! どこか地方でチーズのイベントが開催されるから、そこで巨大なチーズを切り分けて売るっていうド短期バイトです。イベントは2日間あったから、夜はホテルに泊まって」

 

「力仕事担当は高校生の僕だけで、あと2人は販売担当のイケイケ女子大生でした」

「楽しそう〜」

「実際めちゃ楽しかったんですよね……。女子大生二人は年下の男子高生が物珍しかったのか、僕のこと可愛い可愛いって言ってくれて、ごはんおごってもらったりしました」

「しかも泊まりのバイトってことは、同じホテルに……?」

「そう、部屋は別だけど夜はビジネスホテルに泊まる。で僕は疲れてたんで早々に寝ちゃったんですが、深夜3時に女子大生から内線電話がかかってきたんですよ。『今からあたしたちの部屋に遊びに来ない?』って」」

「え!何かが起きそう!」

「二人とも美人でイケイケのお姉さん……深夜にホテルの部屋にお誘い……そこで、もう一回フリップ出しますけど、これですよ」

 

「あ〜!自分だったらどうするか?

「これ、ジョジョリオンのセリフですよね? 人気ジョッキーだった主人公がある日ファンの家に行くと、女の子二人が服を脱ぎ始めて……で、『あなたならどうする?最高だった……』と」

これは自分なら行く!

「でも自分が高校生で、相手が女子大生二人だと……ちょっと緊張しちゃうよ」

「そう! ハードル高いよね! 大人ならうまく立ち回れるかもしれないけど……結局『い、い、い、いや疲れてるんでやめときますっ……!』って断りました」

え〜〜〜!!!

「ちなみに次の日も同じメンバーで仕事だったんですよね? 女子大生二人の態度はどうだったんですか?」

全然普通だった。だから深夜3時にただ部屋でお喋りしたいだけだった可能性が高い……です、たぶん。でもあの時どうするのが正解だったんだろう?ってずっと心に引っかかってて。みんなだったらどうした?って話でした」

「いや〜悩むけど……その後も同じメンバーで働くなら、断るのが正解だったと思いますよ」

 

アニメみたいな思い出

「私の思い出はこれです!」

 

「スネ夫?」

「でもほんとにそんな感じで誘われたんです。『暑くてどこにも行きたくない〜』って言ってたら、友達が『じゃあ軽井沢のパパの別荘行く?』って」

「すげぇ!」

「金持ちの娘じゃん。『けいおん!』で言ったらムギじゃん」

 

「でも長いこと管理してないせいで、行ってみたらめちゃめちゃ寒くて!」

「夏に行ったのに寒いんだ!?さすが軽井沢……」

 

凍死するんじゃないかってくらい寒くて、『ストーブないの!?』って言ったら『暖炉ならある』って」

「暖炉!?」

「しょうがないから薪を買ってきて火をつけたら、向こうにいる子が見えなくなるくらい家中に煙が充満しちゃって。煙突を閉じたまま火を焚いちゃったから、煙の逃げ道がなかったんですね」

「一酸化炭素中毒になっちゃう~!」

「でも普通に生きてたら暖炉の使い方なんて知らないよね」

「慌てて煙突を開いて大事には至らなかったんですけど……他にも、庭の石畳を見ると、石と石の隙間から何かがキラキラ見えて……

「キラキラ……? なんだったの? 宝石?」

「隙間にみっちりカマドウマがいました

 

「やめろ〜〜〜!!!」

「うわ〜〜〜!!!」

「別荘自体は夏とは思えないくらい涼しくて快適だったんですけど、何回か死にかけたよっていう話でした。別荘地に行くときはちゃんと管理されてるか確認しようね!」

 

高校球児と同じくらい熱い夏?

「僕にとって夏と言えばこれです!」

 

ガゼー博士の実験島 シーマン~禁断のペット~同梱版 ガゼー博士の実験島 シーマン~禁断のペット~同梱版

「高2のときの話なんですけど、高2の夏休みって人生でいちばん楽しい時期じゃないですか。受験はまだ先の話だし、友達も増えて、バイトで少しお金もある。そんな時に僕はシーマンを買ったんですよ」

「懐かし〜!」

「水槽の中で、謎の生物・シーマンを育成するゲームだよね。めちゃ流行ってた」

「マイクを使って会話しながら育てていくっていうシステムが斬新でしたね」

 

「そう!海でシーマンの幼魚を捕まえるところから始まって、自分の水槽に入れて本物のペットみたいに毎日世話しなきゃいけないの。それを高2の夏にちゃんと毎日やってた

「僕も持ってましたが、育てるの面倒すぎてすぐ死んでた。ちゃんと毎日やってたの偉い」

「で、当時はケータイ小説全盛期だったので、モバゲーにも『ケータイ小説を書こう』っていうコーナーがあって。見てみるとエッセイカテゴリは投稿者が少なかったので、ここなら1位狙えるんじゃないか?と思ってシーマンの育成日記を書いてました」

「高2にしてすでにライターじゃん!」

小説ランキング7位とかになったこともあって。嬉しかったな~」

「すごっ!」

「そんなことがあったから、夏になると未だに『シーマンやらなきゃ!』って気持ちになる」

「もう20年近く経ってるのに……」

 

「どんなことであろうと、真剣に取り組むのって素晴らしいのではないでしょうか。甲子園目指してた人と変わらないと思う」

「いや、変わりますよ」

「モバゲーの中のコミュニティみたいなのも自分で作ってて、実はまだ残ってるんですよね。しかもメンバーもまだ活動してるっぽいんですよ!」

 

みんな!!!俺が創設者だ!!!

「なんか良い話〜」

 

一回きりの食事会

「僕は飲食でバイトしてたときの話ですね」

 

「僕、高校の3年間くらいロッテリアでバイトしてたんですよ」

「加藤さんがロッテリアで!?なんか意外!」

「3年やってたからそれなりにスタッフとも仲良くなって。店長が『一回ご飯でも行くか』って誘ってくれたんですね。で、食事の前にスーパー銭湯とか行ったりして雰囲気も打ち解けてきて……」

「一緒にスーパー銭湯に行くって相当仲良くないとやらないよね」

 

「さて、そろそろメシ食うかってなって、入った店が厨房のオッサンがカウンターに肘突きながらテレビ観てるタイプの中華料理屋

「あぁ~~、そういう中華屋ね!」

「僕がチャーハンで店長はラーメンを食べてたんですけど、まず全然おいしくなかった。それでも黙って食べてたんですが……店長が突然『痛っ!』って言ったんですよ」

「え……?」

「見ると、店長のラーメンの中に、段ボールとかを留めるデケェ銅色のホチキスの針が入ってて

 

「うわ〜!強いやつだ!”バッス”って打つやつ!」

”バザン!バザン!”って打つやつ!」

「こんなものが入ることある?ってやつが入っちゃってて……しょぼんとして解散しちゃったっていう思い出です。その後二度と誘われることはありませんでした

「……この話、『夏の思い出』なの?」

 

彼女に良いところを見せたくて……

「これは僕がまだ18歳、専門学校に通ってた頃の話です。当時付き合っていた彼女その友達の女の子の3人で海に行ったんですね」

 

「付き合って初めての夏だったから、僕は女子にかっこいいとこ見せたくて『沖にあるブイまで泳ごうぜ』みたいな流れになりまして。友達の女の子は泳ぐのが苦手ということで、僕と彼女の二人でブイを目指して泳ぎ始めたんです」

 

「体力には自信があったんですが、中腹くらいで死ぬかもしれないってくらい体が動かなくなって……。とはいえ、もう戻るよりブイまで泳いじゃったほうが近い距離で」

「海で泳ぐのって難しいですよね」

「え、彼女さんは?」

「彼女は海の近くで育った子だったらしくて泳ぎが上手だったんです。ぜんぜん余裕って感じでした。そんな彼女に励ましてもらいながら、やっとブイまで辿り着いて」

 

「もうマジで溺れる寸前って状態だったから、ブイに抱きつく感じで休憩しました。ちなみに僕がブイを占領してたから、彼女は傍で立ち泳ぎして耐えてました

「ねぇ可哀想〜〜〜!!!」

「10分くらい休んで、戻る覚悟を決めました。身体が冷えると身動きできなくなるから。彼女も『いざという時は私が連れていったげるから』って言うし」

「めちゃめちゃいい子ですね」

「それに引き換え、彼氏情けねぇ〜」

「で、岸に向かって泳ぎ出したものの、すぐに『やっぱ無理……』ってなって。遠泳は普通 ゆっくり平泳ぎするものですが、『残り少ない体力をすべて注ぎ込んで一気にクロールでいくしかない』と考えたんです」

「賭けに出たんですね」

「無我夢中でクロールで泳いで……命からがら浜に辿り着きました。ゼエゼエ言ってる僕のところに、砂浜で待ってた女友達が来まして。『こういうことがあって大変だったんだよー』って説明したんですが、『え、彼女は?』って言われて」

「!?一緒に帰ってきたんじゃないの?」

「それが……黙ってクロールに切り替えちゃったから、ゆっくり平泳ぎする彼女を置いてきちゃったんですよね。女友達に言われて初めてそのことに気づいて、海を見たら……」

 

「中腹あたりで『置いていかないでよー』って言いながらまだ泳いでて。それを見た女友達が『あんた最低やな!!』ってブチ切れたっていう……そういう苦い思い出です」

「うわ、置いてったんだ」

「まぢ最悪ー!」

「謝ってその後は仲良く海水浴を楽しんだんですが、『海をなめてはいけない』ということを学びました」

「女子の前でカッコつけようとすると大体失敗しますよね……」

 

花火大会に行くために……

「私のは全然毛色が違うエピソードなんですけど」

 

『花火大会に参加するために』ってどういうこと?」

「友人の地元で大きい花火大会があるんですけど、『行きたいな〜』って話をしてたら、友達が大会の有料席を予約してくれたんですよ」

「VIP席的な感じのやつね。ありがたいじゃん」

「嬉しくはあったんですけど、席だけで1万円くらいするし、現地までの交通費と宿泊費もかかるから、急に言われてもなかなか出せない金額になっちゃって」

「大学生だと数万円って急には用意できないよね」

「でも頑張って予約してくれたし、お金を用意するためにバイトの掛け持ちを始めたんです

 

「時給が高いのが良かったので、家電量販店のイベントスペースみたいなところで『新商品だよ!』『これすごいよ〜!』的な感じで商品を売るバイトを始めました」

「あ〜!たまにいるよね!」

「あれ時給高いんだ!」

「私がやったのはそうでしたね。で最初は新しいバイトだ!友達できたらいいなー!とか考えてたんですけど、そこのバイト、スタッフ同士の関わりが全然ない仕事で」

「まあ短期だとよくあるよね。僕は人付き合い苦手だからそういう職場のほうが嬉しいけど」

「スタッフ間の関わりはないけど、『頑張って働くぞ!』っていう空気だけは全員共通してて。それが面白かったな~」

「あ、楽しかったんだ?」

「楽しかった! 仲良くなって働くのもいいけど、みんなで黙々と稼ぐぞ、みたいなのが結構良かった。その空気のおかげで『そうだ私は稼ぎに来たんだった』って思い直せて、無事に花火大会に行けました」」

 

ちょっと足りなくて友達に借りたけど

「時給高いのに足りなかったの???」

「いや友達と夏だし朝まで飲むかー!ってなっちゃったので」

「使ってんじゃねぇか!」

 

イレギュラーなバイトのエモい思い出

「僕もバイトの話ですが……ギャラクシーさんのエピソードみたいな、チャラチャラしたのだけがバイトの思い出じゃないぞ!

 

イレギュラーなバイトの楽しさってありますよね。以前バイトしてた居酒屋の店内を、夏仕様に変えるっていうちょっとした作業をマスターと2人ですることになったんです。客が一人もいない店内で、好きな音楽を聞きながら……」

「店が休みの日に出て、爆音で音楽かけるの気持ちいいですよね」

「普通の会社でも休日に会社に来た時の解放感って最高じゃないですか?」

「お菓子食べながら仕事したりしてね」

 

「夏仕様に変える作業は思ったより早く終わったんで、マスターが寿司屋に連れて行ってくれました。居酒屋のバイトだからいつもは夜まで働いてたんですが、その日はまだ17〜18時くらい。夕日の中を歩きながらお寿司屋さんに行ってね

<p「へ〜!」

「うまい寿司食べながら、マスターが接客の心得みたいなことを静かに話してくれて、それがなんか良かったな〜って。今でもたまに思い出して頑張ろうって思う

「スゲー普通だけどスゲー良い話だな~」

「グッとくる〜」

「今の年齢になると、もうそんなアドバイスもらう機会、一生ないよね。そういうの話してもらえるのって若い時だけだから」

「次は僕らが若手におごりながらアドバイスする番か……」

 

まとめ

というわけで今回は、ライターたちの夏の思い出を紹介しました。

今回の座談会でも多くのエピソードが語られたように、夏といえばアルバイトの季節でもあります。イーアイデムでも夏バイトの特設サイトがあるので、ぜひ見に行ってくださいね!

 

▼イーアイデム 夏休みの短期アルバイト、パート特集

詳しくはこちら

さらに、

イーアイデム公式Twitterでは #イーアイデムで夏バイト キャンペーンを実施中! フォロー&RTで応募完了✨7/24まで!

構成:佐藤 英

 

 

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