みなさんこんにちは、ジモコロライターの松岡です。
一昨年の3月まで約5年間、テレビ番組の制作スタッフ(AD)として地方を飛び回っていました。当時よく利用していたのが―
新大阪です。
ADに限らず、新大阪駅から出張や旅行をする際、誰でも悩む問題がひとつありますよね。
それは……
新大阪駅の駅弁、どれを買っていいかわからない問題です!
東京駅の駅弁はよくネットでも紹介されますが(僕も記事を書いています→こちら)、新大阪って情報が少ないんです! 大阪といえば安くてウマいもんが揃っている食の街なのに!!
というわけで今回は、AD時代に出張ロケで新大阪駅を利用しつくした僕が、独断で最高の駅弁をランキング形式で紹介します!
今回紹介する駅弁・もくじ
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9:Restaurant YOKOO【ミックスサンド(サンドイッチ)】
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1位 チキラーハウス:チキ弁(税込980円)
1位に選んだのは、新大阪駅でしか食べれない駅弁「チキ弁」です!
大阪発、世界初のインスタントラーメンとして有名な日清食品のチキンラーメンと、関西の駅弁で有名な淡路屋がタッグを組んだ珠玉の駅弁。
ふたを開けた瞬間、定番の「すぐおいしい♪すごくおいしい。」というフレーズが聞こえるほど、見た目からおいしい情報が飛び込んでくる。
じっくり煮込んだ鶏の旨煮とこだわりの鴨モモ炭火焼がメインを飾り、さらに醤油ベースの炊き込みご飯の上にチキンラーメンが絶妙なバランスで乗っています。
錦糸卵とチキンラーメンの相性は抜群で、どこから食べても旨みの連鎖が止まりません。
「チキンの旨みがたっぷり味わえる」「新大阪駅でしか食べれない」「コスパとボリュームがいい」「ニオイが少ない」
以上の理由から1位とさせて頂きました。
地味に、「プラスチックの容器」というのも、食べた後に旅の思い出となるのでありがたいですね。
お弁当の他にも、チキーラーハウスでしか買えない限定のひよこちゃんグッズなどもありますので、お土産と一緒に購入できますよ!
2位 御菓子 絹笠:とん蝶(税込350円)
2位に選んだのは、大阪の老舗和菓子店「御菓子司 絹笠」の看板商品「とん蝶」。
大阪でしか食べることのできない地元の味として50年以上親しまれ、老若男女に数多くのファンがいる絶品のおこわ。
甘味の高いふっくらモチモチのおこわに塩昆布の旨みがしみこみ、一口ごとに素朴なうまさが広がります。その中で、カリカリな小梅をかむと完璧の一言。
気軽に食べることができ、軽食としてもベスト。お値段350円と控えめなのも嬉しいですよね。折箱タイプで販売をしたら、関西の駅弁で1位を取れるポテンシャルを秘めています。
3位 鶏太郎:とり屋さんの幕の内弁当(税込1110円)
3位に選んだのは、鶏太郎(けいたろう)の「とり屋さんの幕の内弁当」。
関西にある百貨店を中心に、鶏肉の精肉や惣菜を販売しているお店が作る弁当は、鶏肉づくしのボリューム満点な仕上がり。
メインを飾るおかずは、焼き鳥・唐揚げ・照り焼き・鶏ハム・鶏肉の煮物という、鶏肉をおいしく食べる調理法がすべて施されている、フェスティバル状態。
お弁当の注文後に、ほかほかのご飯をよそい、おかずをあたためてくれるため、温かいお弁当が食べれるのも人気のポイント!男性のサラリーマンを中心に、SNSでも多くの好評の声を集めています。
お弁当の他にも、単品でのお惣菜やビールと焼き鳥がセットになったメニューなどもあるため、旅行や出張の帰りに小腹が空いた時にも活用できますよ!
4位 やまもと:すじねぎ焼き(税込990円)
4位に選んだのは、大阪のグルメとして絶大な人気を誇るやまもとの「すじねぎ焼」。
ねぎ焼発祥のお店として50年以上愛され、多くの関西人の舌を唸らせてきた逸品が新大阪駅で食べれるなんて、立ち寄らずにはいられない!
ダシのうまみがしみこんだ生地の中には、とろとろに煮込まれた牛すじ、あっさりとした風味豊かな青ねぎ、食感のアクセントを生み出すこんにゃくというシンプルな構成で、おいしさを最大に演出!
お好み焼きのようなこってりとした感じがなく、青ねぎの風味が際立つさっぱりとした味わいが特徴で、何枚でも食べたくなる誘惑にさそわれる。
お店で作りたての商品を提供しているため、新幹線の中で食べるのが難しい「匂いが強い」という難点があり、順位は4位となりました…。しかし、味の評価は1位と断言していいほど!
新幹線に乗車する前に店内のイートインスペースで食事ができる点と、お土産としてテイクアウトもできるので、新大阪の帰りにぜひ立ち寄って頂きたいお店としてオススメですよ。
5位 神戸ビフテキ亭DELI:牛とろローストビーフ弁当(税込1760円)
関西の美食が集結する新大阪駅の中で、最も高級な牛肉を取り扱っている神戸ビフテキ亭DELIの「牛とろローストビーフ弁当」。
こんなにサシ(脂)の入ったローストビーフ、絶対にうまいに決まってるだろう!パソコンのデスクトップ画面にして毎日見たくなるほどのインパクト。
ローストビーフはとろとろに柔らかく、一口食べると、上質な牛肉と脂の甘みがとけて広がり、ローストされた牛肉の香ばしさと甘辛いタレが合流すればヘブンまで一直線。
付け合わせの生姜とブロッコリーが、口の中をさっぱりさせてくれるのもいいですね。
ローストビーフの他にも、ステーキやカルビ焼肉など牛肉に特化したお弁当が目白押し。最も高価な弁当は、神戸牛と国産黒毛和牛にこだわった「日本一の牛肉弁当 極」で価格はなんと3万円!
旅行の時にちょっとした贅沢をしたい方や、出張帰りの疲れたカラダにスタミナを補給するにも最適です。
6位 氏家待合所:氏家かきめし(税込1080円)
6位に選んだのは、氏家待合所の「氏家かきめし」。
1960年から北海道の厚岸駅で販売されている駅弁は、昨年行われた「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」で売上ベスト5に入る人気。
じっくりと煮込まれたぷりぷりの牡蠣はうまみが凝縮され、一口食べると思わず「うまい」と言葉がもれるほど。牡蠣の他にも、つぶ貝、アサリの脇役たちがそれぞれの海の幸のおいしさを主張します。
海の幸以外にも、牡蠣等の煮汁とひじきで炊き込まれたご飯、フキの煮物、しいたけなどの山の幸が盛り付けられ、全てのバランスに優れた逸品。
シンプルにおいしいものが食べたいという、王道の駅弁を楽しみたい方にオススメな駅弁です!
7位 志津屋:カスクート(税込390円)
7位に選んだのは、志津屋の「カスクート」。
パンの支出金額、全国2位を誇る京都で大人気の惣菜パン。京都でしか食べることができないと思っていた志津屋のパンが、実は新大阪駅でも食べれるんです!
小麦の甘さが引き立つフランスパンの中に、濃厚なプロセスチーズとボンレスハムのうまみが隠れているなんて、最高のスリーピースじゃないですか。
トースターであたためると、さらに極上のおいしさにたどり着きますよ。
サイズも2種類あるため、その時の空腹具合に合わせて購入できるのも嬉しいですね。お土産としてもとても喜ばれるため、見つけたらマジで買うのをオススメします!
また、京都ナンバーワン惣菜パンと呼ばれる「カルネ」も絶品なので、食べ比べてみると幸せになれますよ!
8位 淡路屋:にぎわい御膳(税込1000円)
8位に選んだのは、淡路屋の「にぎわい御膳」。
創業から116年の歴史をもち、関西の駅弁屋として有名な淡路屋のおいしいところが全部つまった、ボリューム満載の駅弁。一目見た瞬間、お弁当全体からにぎわいを感じます!
大阪の食のイメージとして連想する、たこ焼きと串カツがセンターに鎮座!
淡路屋の定番商品、ひっぱりだこ飯に似たこ飯が食べれるのも嬉しいですね。
少量ずつおいしいものを食べたい方や、がっつり駅弁を満喫したい方にオススメの駅弁です!
9位 Restaurant YOKOO:ミックスサンド(税込1510円)
9位に選んだのは、大阪で50年以上続く老舗フレンチ洋食店・YOKOOの「厚切り牛カツサンド」。
見た目の美しさと、味のおいしさからSNSでも話題を集めています。
厚みのあるフィレ肉をやわらかくジューシーに揚げ牛カツに、関西風の少し甘めのソースを合わせた最高の一品。パンは軽くトーストしているため、ちょうどいいふんわり感。
このおいしい時間が永久に続けばいいのに…。
こちらのタマゴサンドも絶品で、甘く味つけされただし巻き卵を豪快にパンに挟むという荒技ながら、香り豊かな卵のおいしさを最大限に伝える技術に感服。
値段が1000円を越えているため、9位という順位になってしまいましたが、少量の贅沢でお腹を満たしたい方にオススメです!
10位 551蓬莱:唐揚げ弁当(税込1180円)
10位に選んだのは、豚まんで有名な551蓬莱の「唐揚げ弁当」。
アルデ新大阪店では、お土産と一緒に作りたてのお弁当がテイクアウトできるんですよ!
揚げたてのおいしい唐揚げと、熱々でパラパラの炒飯を共に食べる。日常で感じるしあわせとは、これで十分ではないでしょうか?
唐揚げ弁当の他にも、様々な種類のお弁当がテイクアウトできるため、出張になれたベテランのサラリーマンたちから人気を集めているそうです。提供時間に10分〜15分ほどかかってしまうため、時間に余裕がある時に買いましょう!